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6月、前期の現場実習先が決まりました。 障害者雇用の実績もある印刷会社です。油川の方にあるので、青森駅よりさらに向こう。わが家の近所からは青森駅までのバスしかないので、当然乗り継ぎになります。 ようし、さっそく実行の機会が訪れたぞ。 実習先では、作業開始が10時からということで、バス停の時刻表を逆算していったところ、蛍ヶ丘8:32の浜館経由青森駅行きがちょうどいいことがわったので、国道に出てすぐのバス停、栄町一丁目で乗り換えるプランとしました。乗り継ぎのバスは、9:10の野木和団地行き。9:40くらいに目的地のバス停、油川新井田につきます。 ただし、平日と土日祝の運行時刻が違います。土曜日の練習用の時刻を調べたら、浜館経由はなんと7:37、1時間も早い。乗り換えのバスは、8:34なので、ここでの待ち時間も長くなる。でも同じ経路のバスで練習するにはしかたない。 6月4日(土)、私が付き添って練習を実行しました。蛍ヶ丘のバス停で、大志に「2回練習したら、3回目はひとりで練習するよ」と言ったら、「社会の一員になるために、過酷な試練を乗り越えるぞ!」と、頼もしいお言葉。 さあバスが来ました。車内では、大志に、バス停の経路図を見ているように声かけし、ときどき、今どこですか?と見ているか確認します。 大志が動くまでは、動かないつもりでおったのですが、私がちょっとボーッとしてたら「次は栄町○丁目・・・」とアナウンス。おっと次だな、と心準備。バスが停車して乗客が降り始めましたが、大志が動こうとしません。しょうがない「降りるよ」と私が立ち上がっても動こうとしません。うん? と、よく見たら栄町二丁目でした。大志の方が正しかった。栄町一丁目はその次でした。(^^ゞ さて、栄町一丁目で降りまして、「野木和団地」行きのバスの時刻を確認させます。これは、バスを利用するときは、毎回やらせています。待ち時間は40分あります。長い。まずは携帯でママに連絡させます。 でも、まだまだ時間はある。退屈した大志がゴミを拾い始めました。それどうするの? ・・・隣にあったタケダスポーツの玄関前にゴミ箱を発見。駐車場のずうっと奥ですが、大志はゴミを捨てに行きました。 でも、まだまだ時間があります。 国道ですので、バスもたくさん来ます。行き先も「青森駅」、「○○病院」・・・。通過時刻である程度の目途はつくものの、その中から間違えずに「野木和団地」行きに乗らなければなりません。バスが来るたびに「このバスですか?」「ちがいます」と識別訓練をします。 バスは、ほぼ時間どおりに来ました。通常は遅れ気味ですが、土曜日はそうでもないらしい。 あとは、目的地で降りるだけ。でも、私も大志も、このへんをバスで通るのは初めて。1つ手前のバス停から降車ボタンに指をかけて準備していた大志が、つい押してしまいました。「あっ、やば!」 バスが停車しましたが、誰も降りる気配がありません。やむなく「すいません、間違って押してしまいました!」と私が大声で言いました。 押したからには降りるという手もありますが、練習で応用編を教えるわけにはいきません。 そして、やっと目的地の油川新井田のバス停で降りまして、まずはママに携帯連絡。 そして、T印刷まで一度歩きました。バス停から近くて、バス道路の曲がり角まで来ると建物が見えるので、道を間違えることはないことを確認しました。 バス停に戻ると帰りのバスまで1時間以上あります。帰りのバスも国道で乗り換えるバスと青森駅前で乗り換えるバスと2種類あるのですが、本番では15時に実習が終わると15:38の青森駅行きがあり、戸山団地行きの始発が出るので、青森駅での乗り換えの方が楽だろうと判断しました。ちょうど折り返しに青森駅行きのバスが来る時間だったのですが、T印刷まで行くことが目的なので、やむを得ません。ちょっと待ってみましたが、その次の時刻のバスが来たということはもう行ってしまったんでしょう。近所の岸壁まで行って時間をつぶしました。 帰りは、青森駅前でバス停の確認です。行き先によって1番、2番・・・とバス停がたくさんあります。戸山団地行きは3番のバス停。到着したバス停からまっすぐ道路を横切ればすぐなんですが、「道路を横断しないでください」と看板があるので、遠回りして3番バス停へ。時刻を確認させて、おっと、携帯連絡を忘れてた。 戸山団地行きまではまたまた1時間。その前に来る昭和大仏行きでも帰れないことはないのですが、練習を違うパターンでやるわけにはいかない。 とりあえず、トイレに行こか。うん、トイレの場所を覚えておくことも必要だし。さらに、近くの観光情報センターで時間つぶし。 そして、やっと戸山団地行きに乗って、帰り着きました。いやー、平日の本番と同じバスを選択するということで、待ち時間が長くて疲れました。昼までには家に着きましたが、大志も私もバタンキューでした。 |
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