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大志が行きたがったところには、遠くまで旅行にも連れて行った。 3年生のとき、八戸の私の実家と一緒に長野県の弟のところに行くことになり、どうせ行くなら帰りにディズニーランドにもよろう、という計画を立てた。ディズニー大好きの大志が喜ばないはずがない…という思い込みで…。 初めて飛行機に乗れたのはよかったのだが、長野では、テレビのチャンネルが違うとか、(いつもの)ジャスコに行きたいとか、落ち着かなかった様子。そして、観光地めぐりなどをして2泊したあと、東京へ移動。 ディズニーランドに着いた! 大志はぴょんぴょんはねて喜んでいるように見えたが、ゲートをくぐろうとすると、耳ふさぎをして「おうち帰る!」手をつかむと「はなせ!はなせ!」と、浦安の駅に戻り始めた。 駅前のおみやげ屋さんでディズニービデオを買ってあげて、なんとか連れて戻りゲートをくぐったが、その後も「おうち帰る」を連発。 大好きなディズニーランドに入るのに、なんでこんなに苦労させられるんだよ!もう二度と連れてこないぞ!…と思ったが、後で考えると、大志に旅行スケジュールをきちんと示していなかったのが失敗の原因だった。 しかも、長野で2泊もして、大志にしてみれば、いつ家に帰るんだろう(日常に戻るんだろう)、とそればかり気になって、見通しが持てなかったのだろう。 喜ぶはずという思い込みで、本人の意志を尊重していなかったのだ。 翌年、大志が「トーマスランドに行きます」と言いだし、富士急ハイランドにあるトーマスランドまで家族旅行したが、このときから、しっかり写真入りでスケジュール表を作ったので楽しんでこれた。…といっても、ジェットコースターなどはいやがって、観覧車を数回とあとはほとんどうろうろ歩きだった。わざわざここまで来て乗り物に乗らないなんてもったいない、というのはこっちの都合。大志には大志の楽しみ方があるのだ。 5年生のときは、栃木県の真岡鉄道でSLに乗った。大志の希望に添い、スケジュールに見通しが持てれば大志も楽しめるのだ。 |
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