|
|||
青森県に関するテーマでの調べ学習があった。 「ほたて」「りんご」などいくつかのテーマを先生が黒板に書き、「調べたいテーマのところに、自分の名前のマグネットを貼ってください」と先生が言った。大志はお絵かき中だったが、Tくんが今これやるんだよ、と大志に教えると、自分のマグネットをもってすたすたと黒板に行き、“りんご”のところにペタッと自分の名前を貼った。大志はりんごが好きだからね。 そして、テーマごとにグループに分かれる。 「発表のタイトルは何にしようか」「りんご・・・」と誰かが言うと、大志が「ストーリー」と言った。「りんごストーリー!」「それがいい」と決まった。 まとめ方は、1枚の新聞?それとも紙芝居? 「大志くんはどっちだったらできるかな」と廊下にいたママに相談。ママが紙芝居だったら、大志も読めそうだ、と言うと、これが採用になった。 さらに、「表紙は、大志くんが得意そうだから、大志くんに書いてもらおう」とMちゃん。 そして、Mちゃんが、大志にりんごの絵とSTORYの文字を書かせた。 大志は、TOYSTORYの白抜き文字を毎日のように書いているので確かに得意だったのだ。 そして、発表会の練習。大志がかいた紙芝居の表紙を見せながら、大志を含む3人のあいさつで始まる。ところが、お互いに顔を見合わせて、発声のタイミングがつかめない。かまうことなく、大志が「“りんごストーリー”の発表を始めます」と口を開いたので、他の2人も声を出した。 ところが、発表会本番では、あがっちゃったのか、司会役の子がだんどりを間違えて、オープニングをとばして、中身に入ってしまった。そのせいか、大志の落ち着きがなくなり、発表グループから脱走。 ひと通り発表が終わったところで、先生が大志を連れて戻り、オープニングをもう一度やらせてくれた。 このように、子どもたちは、大志を学習グループに参加させようと意識してくれていた。 |
|||