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わが家にパソコンが来たのは、大志が2歳のとき。まだウィンドウズ95の時代である。 このとき買ったパソコンに「プーさんとはちみつ」というソフトがおまけでついてきた。絵本をめくるような感覚で、画面が進む構成なのだが、プーさんをクリックすると、セリフを言ったり動いたり、花をクリックするとみつばちが出てきたり、というようなしかけがあちこちにある。これは子どもは喜ぶよなー、と思っていると案の定、上の子がはまった。そして、それを大志が横で見ていて使い方を覚えたらしく、自分でもそれで遊べるようになった。 これは使えるかも! 私は次々と大志が興味を持ちそうなパソコンソフトを買ってきた。次にはまったソフトが「プーさんのはじめてのABC」で、ゲタゲタ笑いながら遊んでいるうちにABCの歌を歌えるようになっていた。そして文字も、ひらがなより先にABCを覚えてしまった。 買ってきたソフトは、1回だけちょっといじってやめてしまったものもたくさんあるが、数カ月あるいは数年経ってから自分で引っぱり出してきて遊んでいた。成長段階が合わないと興味を示さないということだ。 パソコンで大ヒットだったのは「ことば図鑑」。これは5歳のときのことだが、「こういう子どもたちは名詞はたくさん覚えるけど、動詞はなかなか覚えない」とおっしゃる方がいたので、この「ことば図鑑うごきのことば」を見つけて買ったら、1か月くらいで、たちまち収録されたことばを覚え、「すわる」と言いながらすわるようになった。 しかし、パソコンをいじらせていると、デスクトップ画面がメチャクチャになっていることはしょっちゅう、原因不明の故障で修理に出すこともしばしばだった。ちゃんと使い方を教えられればいいのだが、当時の大志には教えたいことは入らなかったのである。教えることは入らないが興味を持てば自分で覚えるのだから、パソコンはうってつけだ。 パソコンは、今でも大志にとっていろんな知識を吸収するための道具になっているので、修理代がかかっても禁止を考えたことはない。 |
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