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◆当たった! くじ引きがはずれた翌日、下田ジャスコに行くと、たいしが探すのは、もちろん、「かいけつゾロリのいたずらグッズ」。でも、もうテレビ番組としてはずいぶん前に終わってますから、売っているわけがありません。くじ引き屋さんにあったのは、もはや売れなくなったものをどこかからかき集めてきたもののようです。 あきらめて、車に戻ります。ママとミューはまだお買物中。たいしは家から持ってきたザ・シンプソンズのDVDを車内で見て待ちます。 帰り道の車の中で、「廊下そうじしてない」「お風呂そうじしてない」と言い出した。「家に着いたらできるよ」。 家に着くと、たいしはすぐにそうじを始めました。疲れてない?働き者だねー。 そこへ、ミューが、「たいし!当たったよ!」と郵便物を持ってきました。ミューが持ってきたのは、インディジョーンズのスチールBOX。たいしは、「やったー!」とさっそく包みを開けます。スチールBOXを確認すると、同封の手紙を声を出して読みます。「このたびは、インディジョーンズのDVDをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。厳正なる抽選の結果、あなたが当選しました・・・」 やったね。これでゾロリの件はとんだかな? ◆夏休みの思い出 たいしは昨年、中学2年生のとき、学校でエクセルやワードなどパソコンの使い方を勉強しました。今年は、一学期にメールを教えてもらい、私のアドレスに時々メールを送ってくるようになりました。二学期になって最初に届いたメールは「夏休み思い出」というタイトルのメールだったんですが・・・ ◇夏休み思い出 なつどまり希望の家に行って二日間仕事してがんばりました。僕って修行気分ですね。八戸に行っても、焼そば作るし、食器洗いもするし、僕って働き者だなんてほめられました。後は月曜日〜土曜日までの体力づくりもできたみたいです。 出かけた先でたいしに仕事してもらうのは、できることで活躍する場面を作っていたつもりだったんですが、本人は「修行気分」だったんですねー。「働き者だなんてほめられました」とあるので、悪い気はしてないとは思いますが。でも、たまには全く遊びでの旅行があってもいいよな、と思いました。 最後の体力づくりというのは、夏休み中の先生が出番の日に、たいしも登校していつもの体力づくりを指導してくださった話です。たいしも部活で登校したような気分になったかと思います。 ◆とんでもありません この日のたいしのニュースの発表は、「県民駅伝で青森市が1位。アンカーは戸山中のMくんでした」。先生の話では、2区を走ったのも戸山中の生徒で、小学校時代にわが家にも遊びに来たことのあるTくんだったそうです。 「この2人とたいしくん、運動会で2年続けて1000mをいっしょに走ったんだよ」と先生が言うと、「ウォ〜」とたいし。さらに「たいしくんも県民駅伝走ってみますか?」と言ったら、たいしは「とんでもありません」と言ったそうです。 連絡帳に書かれた「とんでもありません」に笑ってしまいました。「やりますか?」ときくと、たいてい「やります」と答える前向きなたいしなんですが、こればかりは自分の実力がわかっていたんでしょうね。 ◆ぼく、がんばってえらいんだ 体育館での体力づくりのメニューにキャッチボールがありますが、かつて山なりボールしか投げられなかったたいしの球が、かなり床面に平行になってきて、急速も速くなってきたそうです。 この日、暑いので体育館の窓や非常扉を開放してキャッチボールをやっていたら、横にそれた大志の速球を先生を通りすぎて、ボールは非常扉から外へ点々・・・。先生はたいしに探しにいかせました。 ところが、たいしはなかなか戻りません。たいしが探すのは見えるところばかりで、ボールが転がった方向からかなり離れたところをうろうろしています。ボールは草むらにあるはず。先生は、これはボールを探したことがないな、と思ったそうです。確かに、私と外でキャッチボールをしたことがないもんで。家では、キャッチボールに誘っても、パソコンやビデオの方がいいようで、のってきません。 そこで、先生はたいしにボールさがし体験をさせることにしました。探し方を教えながら、先生も一緒に草むらを棒や足でかきわけながら探すこと50分。ようやく、たいしが草むらからボールを発見! こんなことが成功体験を持たせることに使えるんですね。それにしても、1時間つきあった先生もすごいと思います。 家でママが、たいしの腕や指が赤くなっていることに気づき、「これはどうしたの?」「ボールを一生懸命さがしたから?」「がんばった証拠だねぇ!」と言ったら、「ぼく、がんばってえらいんだ」と、得意気に答えたとのことでした。 |
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![]() ![]() キューブパズル制作 |
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