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◆心配おかけしてすいませんでした たいしが「スポンジボブ」というアニメを借りたいということで、ツタヤに連れて行きました。 棚からスポンジボブのDVDをとり、カウンターへ。「1週間で300円になります」とおねえさんが言ったのに、たいしがサイフから出したのは、50円玉が2枚。とまどうおねえさん。…いつも100円のときに借りるか、100円しか出させてなかったからなー。 「300円だってよ」と私が言うと、サイフに手をつっこんで500円玉を取り出し、おねえさんの手に乗せると、迷わず50円玉をとりました。お、ちゃんとわかってやってるね。 さて、手続きが終わり、そのまま車に戻るかと思ったら、絵本コーナーでアンパンマンをながしているテレビの前にはまりました。前に来たときもここではまり、画面にあわせて歌ったりしているのを、小さい子が“このおにいさん、なに?”という目で見ていました。 「おとうさん、車で待ってるからね」と言い残して、車で待機してみました。10分くらい待ってもこないので、様子を見に行こうと車から降りると、大志が玄関から出てくるのが見えました。そのままもう一度車に乗り、エンジンをかけて待っていると、ドアを開けながら「心配おかけしてすいませんでした」だって。 どこでそんなあいさつを覚えたんでしょう?先生に教わったの?と聞いたら「そうです」と言いましたが、どうなのかな? ◆知らない人はおれの苦手だ 青森ねぶたの最終日の花火大会のこと。 例年のように、たいしとふたりで、家の前の公園から見ていました。 なぜか今年は、ちょうど建物の上に突き出た部分の裏側に花火が上がるので、ちょっとよく見えません。たいしも、公園の柵ぎわを右に左にうろうろ。 右の方にうちわをあおぎながら見ているおじさんがいて、そのそばでしばらくじっとしておりましたところ、そのおじさんがなにやらたいしに話しかけました。 するとたいし、くるっと背を向けると「知らない人はおれの苦手だ」と言いながら、歩いておじさんから離れました。「○○はおれの苦手だ」とか「〜弱点だ」というのが、最近のたいしのくちぐせ。 でもって、知らない人が苦手だ、と感じられるようになったんだなー、と。ただ、相手に聞こえるところで言うというのは、やっぱり自閉症の特性ですね。 そのおじさん、他の場所へ移動していきました。 ◆合同校外学習 二学期が始まってまもなく、青森市内の特殊学級の合同校外学習というのがあり、大志が参加してきました。本人からのレポートです。 ○合同校外学習 二年五組 貝吹大志 ぼくは、バスに乗って十三湖方面の合同校外学習へ参加しました。 まず、五所川原の立倭武多の館へ行きました。館には、たくさんねぷたが飾ってありました。どのねぷたもたてに長くて、「すごく大きいな。」と、思いました。ねぷたの足から頭まで見れるガラス張りのエレベーターに乗りました。とても大きくてびっくりしました。今度は本当の立倭武多を見たいです。 次は、十三湖へしじみを採りに行きました。ざるとしじみを入れる袋を用意して、しじみを採りました。ざるを湖の底の砂に入れて、砂ごとしじみをたくさんすくいました。水の浅いところでそのざるを振って、砂を捨てました。ざるにはしじみだけが残りましたが、ほとんどみんな口を開いた死んだしじみでした。やっと、一つ食べられそうなしじみが入っているくらいでした。たくさんしじみを採って、ぼくの家でみんなで食べてもらいたかったので、ざるを何回も何回も湖の底に入れてしじみ採りをしました。とてもつかれましたが、三十個は採れました。 しじみを家へ持って帰ったら、母が、「よく採ってきたね。」と、言ってくれました。ぼくは、とてもうれしかったです。 次の日の朝、しじみ汁を食べました。「しじみ汁って、おいしいね。」と、みんなが言ってくれました。ぼくが採ったしじみで、みんながとてもよろこんでくれました。しじみをまた、採りに行きたいです。 先生の誘導があるとはいえ、作文らしく書けるようになったものです。家でこれを音読するのが宿題となり、はりきって読んでくれました。 しじみは粒が小さく数も少なかったので、しじみ汁のだしはいまいちでしたが、それでもおいしかったのですから不思議です。 |
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