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◆「一年間を振り返って」 たいしが「一年間をふり返って」というタイトルで、2時間かけて作文を書きました。前まで、先生が取材して書いたメモを見ながら書いてましたが、今回は、最初の1時間で出来事について話し合い、書く材料を思い出したところで、次の1時間(といっても土日をはさんだ月曜日)で、自力で作文を書く、という手順になりました。 その作文です。 「一年間をふり返って 貝吹大志 入学式では、制服のまま中学校へかよいました。制服ってカッコ良い服です。体力づくりでは、体をきたえて強くしました。なわとびもがんばりました。とてもがんばりました。 運動会では、すばやく走りました。とても速くなりました。夏休みでは、体力を作って強くなりました。とても強くなりました。 冬休みでは、にわをそうじして、雪をかきわけました。とてもにわがきれいになりました。マジックでは、たねを、見せないようにさりげなくがんばりました。とても超のう力を使いました。ろう下のそうじでは、モップを使ってろう下をそうじしました。ほうきとちりとりでもゴミを集めました。ろうかがきれいになったのです。 二年生になっても、またがんばります。」 「制服ってカッコ良い服です」と書いているところに、学校が気に入って、誇りに思っているというのを感じます。運動の話が多いのは、毎日体育でがんばったからですねー。一学期は、体育で「カンベンシテクダサイ」と言っていたのが、えらい変わりようです。マジックで、タネを見せないように「さりげなく」がんばったのは笑えます。でも、「とても超のう力」を使ったんですね(笑)。 私も、ママも、たいしが成功体験を積み重ねることができた、充実した中学1年生の1年だったと振り返ることができました。 ちなみに、家でこの作文を音読するのが宿題だったのですが、おばあちゃんの前で読んだら、おばあちゃんが「1年、がんばったね」と千円くれたそうです。たいしくん、ボーナスもらって目標に近づいたね。 ◆卒業式本番で脱落 卒業式が近づいてくると、卒業式の練習が多くなってきます。たいしも送る側として練習に参加して、「2時間がんばりました」とか、連絡帳に書かれてきていました。2時間もじっと椅子に座っていることはかなり苦痛があるだろうと思いますが、それでも、特段不安定になることもなくいつもどおりのたいしで、むしろ、「“旅立ちの日に”ト“ハレルヤ”ヲウタウゾ!」といった調子で、張り切っておりました。卒業生の中にミューも入っているせいもあっての張り切りかもしれません。 卒業式の前日も、「練習で3時間がんばりました」。さらに、壁に“おめでとう”などの飾り付けをする準備のお手伝いもしてきました。 ところが。まさにその連絡帳を微笑みながら読んでいたときに、ケホッケホッとたいしのせき。体温を計ると、なんと38度6分です。あちゃー、これは卒業式は無理だろな。 「ごはん食べたら寝ようね」。 たいしは、ごはんを食べながら「オフロニハイルゾ」。こらこら、熱があるからお風呂はなしです。「センセイガオフロニハイルンダゾトイッタ」。それは元気なときだよ。「ごはんを食べたら、着替えて寝ます。今日はお風呂に入りません」と書いて見せ、やっと納得した様子。 朝になっても熱は下がりません。「今日は学校を休みます。卒業式に行きません」「ガッコウニイカナイトシカラレル?」「叱られません。熱があるのに学校に行くと叱られます」。 しばらく寝せておくと「ゲンキニナッタ」とたいしの声。でも、やっぱり熱は下がっていません。「熱があるときは、おとなしく寝ています」 すると今度は「ジットガマンスル」とつぶやいています。そうそう、じっと我慢の子であった(古い (^^ゞ)。 せっかくがんばって練習したのにねー。残念。はじめての無欠席の年になりそうだったのに、それも途絶えました。残念・・・ ◆ゲームキューブ ゲット! たいしの熱は3日間続き、やっと元気になりました。 ところが、その間、お手伝いがストップしたせいか、「たいしくん、食器洗いのお仕事しますか?」ときいても、「ヤリマセン」。お手伝いへの意欲がうすれてしまったようです。まだまだ目標に達しないんだけどなぁー。 春分の日、ミューの高校入試の合格の報告のため、八戸の実家に、たいしも連れて行きました。おじいちゃんがミューにお祝いをあげ、さらに「たいしくんも何かほしいものあるかい?」。たいしは「ゲームキューブワ6センエン」と答えたので、おじいちゃんは6千円あげようとしましたが、千円札がなくて5千円になりました。ゲーム倉庫には、今度の土曜日に行こうね。足りなかったら、たいしくん、あとはお仕事して稼ぐんだよ。 その次の土曜日。約束したとおり、ゲーム倉庫に連れて行きました。お金もたいしが自分で用意して、さあ、いこう。財布を見せてもらったら、5千円札1枚と千円札3枚、5百円玉が2枚。しめて9千円。100円玉や10円玉がもっとたくさんあるはずなのに、大きいのしかもってこなかったようです。これで、ゲームソフトまで買えるかどうかわからないけど、まあ、行ってみましょう。もっとも、ソフトの在庫があるかどうかもわからない。 ゲーム倉庫に着いたら、ソフトがありました!“星のカービィのエアライド”、これだね。値段はと、4,100円。ガーン!、1,100円足りない。たいしは「ガマンスル?」を連発。 でも、手ぶらで帰ったらせっかくあったエアライドも売れてしまうかもしれないし、でも、ソフトだけ買っても遊べないし。そこで、作戦その1。「ゲオ(すぐ近く)にも行ってみて、もし3千円だったら買えるよ」ということで、ゲオに行ってみたら、なんと5,340円。またまたガーン! 作戦その2。とりあえずエアライドだけ買って家に帰り、貯金箱に1,100円あったら、もう1回こよう。なかったら、お仕事して稼ぎます。「いいですか?」「ワカリマシタ」。 ということで、ソフトだけ買って、家にとんぼ帰り。さあ、数えてごらん。たいしが貯金箱を開けて、硬貨を床に広げ、数えます。10円玉を数えるのをめんどくさがって、別の貯金箱を開けたら、あっさり千円札が1枚出てきました。100円玉を加えて1,100円。ようし、じゃあもう1回行こう。 ということで、めでたくほしいものをゲットできました。 こうして、たいしの中学1年生は終わるのでした。 |
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