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◆たいしのお正月 年越しは毎年、八戸の実家です。元旦の朝、たいしはおじいちゃんからお年玉をもらいました。今までなら受け取りながらも、ぷいっと横においちゃっていたところですが、「アリガト」と言って、すぐにお年玉の袋を開けました。少しはお金に対する欲が出てきたようです。 ◆モモガ アソンデクレート ヨンデイル 八戸から青森に帰ってくると、毎年いとこ姉妹(もう社会人と大学生です)が来ています。そして、犬のモモ(ゴールデンレトリバー)も。今までは、モモが大きいのでこわがっていたり、1階に顔を出してもすぐに2階に上がってパソコンをしたりしていたたいしですが、今回は、モモにエサをあげたり、モモの顔に自分の顔をよせたりして、モモのそばに一緒にいました。 モモがエサを食べる時に、たいしが目の前に近寄ってのぞきこんでいると、いつもはモモがエサを食べるときは人に背を向けているということで、いとこたちが不思議がっていました。これも自閉症の不思議でしょうか。自閉症の子が水族館に行ったら、イルカがスーッと集まってきたという話もあります。 さて、モモが玄関につながれていて、ワンワンッ、と吠えると、そのときパソコンをしていたたいし、「モモガアソンデクレートヨンデイル」と、わざわざ私のところに報告にきました。 思わず「行っといで」とこたえましたが、相手の気持ちを考えた(自閉症はこれが苦手)ということなのか、自閉症児と動物の間で伝わるテレパシーなのか。それとも、自分が遊びたいというのがホンネなのか。 ◆冬休みの宿題 夏休みのときのように、冬休みの宿題にトレーニングの課題が出されました。夏休みは私が作ったんですが、日付と項目の表を先生が作って持たせてくれました。 朝ごはんを食べ終わると、たいしは「キタエルゾ」とか言いながら、自分でダンベルや腕立て伏せなどをやり、表に○をつけています。 ただ、その表に「雪かき」の項目もあるんですが、今年は雪があまりふらなくて、たいしの活躍の場面もありません。雪かきするほどでもない雪を数回やらせましたが・・・ ◆画面の指示で パソコンが1台おかしくなりました。シャットダウンも再起動も(電源オフもスイッチの入れ直しも)できない。いったんバッテリーを全部ぬいてみようかとコンセントをぬいて放置しました。ひと晩おいたら「直ちにバッテリーを交換するか電源をつないでください」というメッセージが出まして、もうちょっとだな、とまたそのままにしておきました。 あとで見にきたら、あらなんと、バッテリーがはずされてる! ・・・ママやミューがやるわけないから、犯人は決まっている。「たいしくん、これはずしましたか?」「ハズシマシタ」。 コンセントをつないで、スイッチを入れたら、起動しました。(やった!) 考えてみれば、最初からバッテリーをはずせばすんだことでした。たいしは、画面のメッセージをみてやったんだと思います。たいしから「こうやればいいんだよ」と言われたような気がしました。 それにしても、どうしてこれがバッテリーだとわかったんだろう・・・ ◆星のカービィを歌う 障害児の親仲間のお母さんからママにカラオケの誘いの電話がありました。「たいしくん、カラオケに行きますか?」とたずねると、たいしは迷わず「イキマス」。「何を歌いますか?」「ホシノカービィデス」。 去年もママがカラオケに連れて行ってるんですが、そのときは、うるさい音をいやがっていたようだったとのこと。さて、今回は? 今回は、星のカービィ関連の歌4曲とソニック(最近パソコンではまり始めたキャラクター)の歌で、何度も歌った歌もあるので、全部で8回歌ったそうです。星のカービィは前にピアノを弾きながら歌おうとしたこともあるので、歌いたかったんでしょうねー。やっぱり自分の目的があると、音がうるさかろうとなんだろうと関係ないようですね。 ◆オフロハイルゾ ある夕方のこと。たいしが「オフロハイルゾ」とつぶやきました。 「今日はお風呂洗ってないから、下(1階)でおじいちゃんと入って」とママ。「オフロアラウゾ」とたいし。おお、自分で洗うと言ったぞ。 ママはおじいちゃんと入るように促します。「ウエワサムイケド、シャワーヲアビルゥ?」とたいし。 結局、たいしは下のお風呂に入ることに合意。下着とパジャマを自分で用意して階段を降りて行きました。 お風呂を洗ってないなら自分がお風呂を洗うと言ったり、お風呂がだめならシャワーでもいいと言ったりして交渉したり、上は寒いけどとつけてみたり、表現のしかたも広がってずいぶん会話らしくなってきました。 |
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