た い し ダ ヨ リ ー  ★中学生編★
    第247号 「キモイ」は+1

 
自由の女神たいし     ひつじたいし

◆ショウミキゲンガキレテル!

 たいしは、中学校に入っても今まで同様、お弁当かパンを持っていきます。相変わらず食べられない給食が多い。
 その日は、大好きなクリームパンを持っていったんですが・・・
 パンを取り出したたいし、「タイヘンダ!」と頭を抱えました。「ショウミキゲンガキレテル!」
 先生が見ると、賞味期限を1日過ぎていました。「たいしくん、賞味期限が1日過ぎてもだいじょうぶだよ。食べてごらん」
 そして、たいしがひとくち食べると「おいしいかい?」「オイシイデス」
 そして、たいしは全部平らげました。
 先生の冷静な対応で事はおさまりました。


◆ヤケドワミズデヒヤシマス

 たいしがお風呂に入りたいと言うので、「じゃあ、お風呂そうじをしよう」ということで、たいしにお風呂そうじをさせました。
 そうじが終わり、お湯を入れる段になったら、「(お湯の出口が)ユルンデル、モレル」と言うので、私がちょっとねじをしめたら、お湯がピューッと出て思わず「あちっ!」。
 別に火傷したわけではありませんでしたが、たいしが私の手首をつかんで離しません。そのまま洗面所の流しにひっぱっていって、「ヤケドワミズデヒヤシマス」と水をかけてくれました。 たいしくん、ありがと。
 ちゃんと対処法がわかっているんだねー、と感心。


◆「キモイ」は+1

 最近たいしの口癖になった言葉に「キモイ」があります。たいしが何年も見ているインターネットサイトでも使われていたし、ミューも使っていたし、でも、なぜか中学校に入ってから言うようになりました。たぶん、言葉の意味がなんとなくわかってきたんだろうと思います。
 「オトウサン、キモイ」「オネーチャン、キモイ」というように言ってゲタゲタ笑っています。
 さて、ミューがママとの会話で気に入らないことがあったときに「たいし、お母さんきもい、って言え」と、たいしに言わせようとしました。たいしは、オウム返しに「オカアサン、キモ・・・」と言いかけましたが、「ア、シマッタ、オカアサンワキモクナイ」と言い直しました。
 どうやら、オカアサン、キモイと言えば叱られることを予測したようでした。

 さらに。
 あまり「キモイ」を連発するので、体育の時間にいとう先生が、「キモイと言ったら体育館を走る回数を1周増やすよ」。すると、たいしは「キモクナイ、キモクナイ・・・。コレデゼロデス」と言ったそうです。
 ・・・わかります? キモイと言ったら「+1」だから、キモクナイと言ったら「−1」、よって「2−1−1=0」という計算を瞬時にしたということです。やっぱ、たいしってアタマいいよねって、親バカ (^^ゞ。


◆言い訳できた

 私がパソコンを操作中にたいしが手を出してきたので、「こらっ、いじるな!」と言ったら、手を引っ込めて「ボリュームニサワロウトシタダケダヨ」と言いました。
 へーっ、こういう返しは初めてです。会話の回路がどんどんつながってきているんだねー。


◆ロウカノトヲアケタママニシマス

 運動会が近づいてきました。行進の練習などの時間が多くなっているようです。先生がたいしに、リレーに出るか意志を確認したところ、リレーに出ると言ったそうで、バトンの受け渡しの練習もやっているそうです。
 さて、練習から教室に戻ってきたとき、「キョウシツガアツイカラ、ロウカノトヲアケタママニシマス」と言ったそうです。
 ちゃんと自分の考えを言えるようになってきました。

 さらに。
 生活単元の時間に、水を運ぶ練習をしています。コップやうどん用のポリ容器に水を入れ、おぼんにのせてこぼれないように運びます。
 そして、給食のときのこと。たいしは自分の給食を職員室から運びます。運んでいるときに廊下でつまずき、こぼしそうになったそのとき。「アブネーナ!」 でも、「ミズノレンシュウガイキテルナ!」とつぶやいたそうです。


◆オシバナニナリタクネー

 押し花づくりの授業があったそうです。
 完成すると「ボクノツクッタオシバナダ」と言って喜んでいたようですが、でも、「オシバナニナリタクネー、シニタクネー」とも言っていたそうです。
 トムとジェリーなどが、よくペチャンコになる場面がありますが、ひょっとすると、そういうのを思い出して自分にも投影したのかもしれません。




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