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◆マアマアフタリトモオチツキナサイ 母娘げんかが始まると、「ケンカワヤメナサイ!」と言っていたたいし、慣れちゃったんでしょうか、最近あまりみかけなくなったなー、と思っておりました。 この日は、私とたいしが就寝態勢に入っているときに始まった。「何回言ったらわかるの!!」「だって、しょうがないじゃん!」・・・ としばらく続いたところで、たいしはむくっと、ふとんから出て現場へ向かった。久しぶりの「ヤメナサイ!」炸裂か! と思ったら、「マアマアフタリトモオチツキナサイ」。 なんかでそういうセリフを覚えたんでしょうねー。非常に冷静なたいしくんでした。 ◆アヤマッタツカイカタ ひとりでお風呂に入っていたたいし、パジャマを着て出てくると、ビールを飲んでいた私の横にきて、「オヒゲイタイ」。 見ると、上唇に小さな赤い傷。ははーん、ひげそりをいたずらしたね、君。 まだ、たいしたひげもはえてないのに、前々からひげそりに興味を持っていました。 そこはこうやってやるといいよ、と言ったら「アヤマッタツカイカタ」と言いながら、去っていきました。よくわかってますねー。 ◆「カジダー」トサケブ 特別児童手当受給のための診断書をもらうために、ママがたいしを精神科に連れていきました(前回まで児童相談所でやってくれたのですが、制度が変わったとかで、医者に直接みてもらうことになったようです)。 今回、ママの報告でおもしろかったのは、「火事をみたらどうしますか?」という問いに、たいしは「『カジダー』トサケブ」と答えたそうです。 普通だったら「火を消す」と答えるところでしょうか? でも、考えてみると、たいし、あるいは小学生が、自分で火を消そうとするよりは、「火事だ!」と叫んで助けを求める方が現実的ですよね。 たいしの答えは正解だと思います。 ◆一人寝は「サビシイナァ」 数年前、たいしを親から離して寝せるのにチャレンジしていたのですが、いつのまにやら、毎日親の寝室で寝ていました。川の字で。 中学校に入る前に、再び一人寝にチャレンジ、ということで、ミューに買ったのと同じような折りたたみベッドを買いました。 前々からたいしにも予告してありましたが、ママがリサイクルショップで見つけたということで、半ば思いつきのように一人寝チャレンジ突入となりました。 「中学校に入るから自分の部屋に一人で寝ようね」「ハァイ、ワカリマシタ」 前の日には、 「たいしくん、明日から自分の部屋に一人で寝るよ」「ワカリマシタ。サビシイナァ」 そして、ベッドを部屋に運び込み、 「たいしくん、今日から自分の部屋に一人で寝るよ」「サビシイナァ」 その夜。私は自閉症支援研究会の懇親会のため、一人寝開始に立ち会えませんでしたが、12時頃に帰ってきて部屋をのぞくと、ちゃんと新しい(古い?)ベッドに寝ていました。 翌朝、起きたたいしに、「寝心地はどうでしたか?」と、きくと、「サビシカッタ」。 それでも、2日目も、「6ジニオキルジュンビヲスルゾ」と言いながら、自分の部屋に行きました。 「オヤスミナサイ」 おやすみ。 さて、今回は、成功するでしょうか。 ◆制服は明日 たいしの中学校の制服ができたという連絡があったということで、「きょう、たいしに取りに行かせようか」とママ。「たいしくん、今日、中学校の制服を取りに行きますか?それとも明日行きますか?」「キョウイキマス」。 「じゃあ、出かける準備して。・・・おとうさん、たいしと一緒に行ってきて」 ・・・なんだ、そういうことかい。 そして、一緒に玄関を出ます。目的地はキャンディハウスというお店。「たいしくん、キャンディハウスがどこにあるかわかりますか?」「ワカリマス」「じゃあ、たいしくんについていくから、歩いてください」 学校に通う道からちょっとだけ横に入ったところだから、たいしにもわかりやすいところです。 近くまできて、左を向けば店が見えるところまできましたが、雪を踏みながら歩くたいしは、下を向いていて気がつかない。歩行者用通路から行けるんだけど、どこから曲がるのかな? そして、次の曲がり角で、立ち止まった。「アレッ? トオリスギタ」。 このへんだというのはわかってるようです。きょろきょろしてますが、雪山があって店は見えません。 「どっちに行きますか?」直進?左折? 「コッチダ」と左折を指差しますが、歩きません。自信がないみたい。 「じゃあ、行ってみようか」と、たいしが指差した道を進みます。そして、もう一度左折すると、ありました。私が預り証を取りだして、たいしからお店の人に渡させようとしていると、「クローズド」とたいし。 あら、せっかくここまで歩いてきたのに、日曜日は休みでした。店の前には「4月○日までは無休」「3月23日は臨時休業」って書いてあるけど、今日は休みとは書いてない。土日が休みという前提があるのかもしれない。 「しょうがない帰ろ」。 家につくと、だっだっと先に階段を上っていったたいし、「キョウワオミセワヤスミデシタ」とママに報告したそうです。 |
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