た い し ダ ヨ リ ー  ★6年生編★
    第238号 ワルイハハオヤ




◆よこくじょう

 ママがたいしのことを怒ると、おもしろい反応をするようになりました。
 「ボクヲオコッタノワオマエカ。ボクヲオコルナンテ、ボクワオコッタゾ」と言ってみたり、紙に書いて渡したり。
 「よこくじょう ぼくにおこるなんて だいきらい」
 自分の気持ちを表現できるようになったということです。以前ならパニックになるところですが、それを抑えられるようになったということだと思います。


◆ワルイハハオヤ

 さらに、せっかく学校でミシンをやったからと、ママがたいしにミシンでぞうきんを作らせてみようと思いました。
 ミシンの前に、生地のはじっこを糸1本で縫わせようとしたら、たいしがやっているのは2本縫い。「そこは2本でやるの」と、ママが糸を1本切ったら、たいしは怒って糸を全部引き抜いてしまいました。そして一言、「ワルイハハオヤ」。
 せっかく気持ちよく縫っていたのに、じゃまするなんて!という、たいしの意志表示として名言を残しました。


◆バガガドって?

 スーパーでママが「たいしくん、これなーんだ?」とたいしに見せたのはアボガド。普段見慣れないせいか、たいしは無言。
 ママが「アボガドだよ」と言ったら、すかさず「バガガド」だって。この返しの意味わかります?
 アボガド(あほガド)→バガガド(ばかガド)なんですよ。瞬時にこういうひねりを入れるんですから、頭は悪くないと思います。瞬時にたいし語がわかる私は何者でしょう?・・・


◆12歳の誕生日

 たいしの誕生日は土曜日だったのですが、私に飲みが入ったので、お誕生会は翌日にしました。
 誕生日の朝、「たいしくんのお誕生日は明日やるよ」と言うと、「キョウデス」。あ、そりゃそうだ。「お誕生会は明日やります」「ワカリマシタ」。
 ところで、その日と翌日曜日はなつどまりに行く日でもありました。かつてはなつどまりに行くのを嫌がっていた時期もありましたが、今日はそれなりにはりきって出かけられたような感じでした。
 秋になつどまりでやったいもほりを題材にした版画を、小学校のなかがわ先生が何枚かカレンダーにしてくださったので、これを1枚たいしから指導員の先生に渡して喜ばれました。
 2日目の午後に、指導員の方々と親の面談があるのですが、うちは最後だったので、終わったのが4時50分頃。すると、待っていたたいしが「ピングーヲミマス」と言い出した。ジャンバーも着てすっかり自分でも帰るつもりでいたのに、思い出したんでしょうか。半パニック状態です。「ピングーは何時何分に入るんですか?」「5ジ5フンデス」。でも、これからお誕生会のごちそうやプレゼントを買いに行くんだよ。
 たいしは、プレゼントに本をリクエストしていたので、「ピングーを見るんだったら本屋さんは明日にするよ」「ワカリマシタ」。
 「何チャンネル?」ときいたら「NHKキョウイクテレビデス」。おお、そこでフルネームの答えが出るのか。それでも、まだ不安定で、テレビの前にいた子に「ジャマダ!」とからんだので、「ピングーを見たい人はおとなしく座っています」と言うと、指示に従いました。その後ピングーが入るまで、“地球46億年のなんとか”という番組をじーっと見てました。
 ピングーをゲタゲタ笑いながら見たあとのたいしは、ごきげんの浮かれポンチ。鼻歌歌いながら歩き回る。さあ、今度こそ帰るんだよ。

 帰り道のモスバーガーによって、チキンやポテトなどを買って、家に着くとあわただしくお誕生会の準備をして、前の日にママが作っておいたチーズケーキにろうそくを立てさせます。ろうそくは何本? 「12ホンデス」。 ♪ハッピバースデイトゥーユー・・・
 チキンを食べ終わったら、これも食べてみるかい? スパイスチリドックとかいう辛そうなヤツ。上にピクルスが何枚ものっていたりするので、食べないかと思ったら、パクッとひとくちかじりました。
 &%$##ー!(カライー!)と叫んで、ばったりと後ろに倒れ、「シニマシタ」。たいしは辛いのは好きじゃなさそうなんですが、試しにもう1回パンにはさまっていたソーセージをちぎってたいしの口の前に持っていったら、またまた口に入れて、&%$##ー!とバッタリ倒れ「シニマシタ」。「死んだ人の足の裏をくすぐると?」 こちょこちょ・・・ 「イキカエリマシタ」と起き上がった。辛いリアクションをしながら、もうひとくち食べました。
 そのあと、別の辛くないものを食べても、同じ反応をして、辛いのを食べたごっこにはまっておりました。
  
なつどまりで



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