た い し ダ ヨ リ ー  ★6年生編★
    第233号 学習発表会は、なんと!


◆なんと、たいしの呼びかけで始まる

 今年の学習発表会が近づいてきました。6年生は毎年演劇です。昨年は、体育系だったので、たいしは全員のダンスでその他大勢として活躍しましたが、劇だとその他大勢のセリフかな?
 ところがなんと。ソロのセリフをいただきました。しかも、オープニングの第一声です。確かに待ち時間は少ないし、タイミングも自分のペースでできるので、たいしにはうってつけかも。なかがわ先生が提案したにしても、これに同意した先生方も、なかなか大胆な起用をされたもんだと思います。
 本番2日前が総練習で、ママは広報委員として撮影に行きました。6年生の発表は、最後の全校合唱の前、各学年の発表の最後です。
 さあ、たいしの出番が迫ってきました。「次は、6年生による『ほんとうの宝ものは』です。ここはある王国。世界の宝物をさがして・・・」。いよいよ始まります。女の子2人の後ろにたいしが並んで舞台に上がります。3人が幕の前を中央まで進んで正面を向くと、たいしは大きく息を吸います。そこで、「礼!」と号令。たいしは吸った息でほっぺたをふくらませながらおじぎしました。これは大きい声を出すためのおまじないかな?
 上体を起こすと右手で体をとんとんたたいてリズムをとりながら「ミナサン、(とんとんとんとん)ミナサンワ、(とんとん)ドンナタカラモノヲ、(とん)モッテイマスカ」とゆっくり大きな声で言いました。おー、お見事!
 その後は、女の子2人が、続けていきます。たいしはじっと立って待っています。・・・と思ったら、横を向いたり手を顔にあてたりし始めた。二人目の女の子が「ちょっと中をのぞいてみましょう」と言って、幕のすき間から舞台をのぞくそぶり。たいしもこれに合わせて視線を幕の中に向けます。 あっ!さっき横を向いていたのは、次はこれだ、と思ってやっていたんですね。
 「礼!」と号令。たいしはもう舞台を降りるつもりになっていたのか、女の子2人がおじぎをした横で、横を向いておじぎしてしまいました。ま、ご愛嬌ということで。こういうのが入らないとたいしらしくないし。

 ということで、本番へ。

 

◆本番もばっちり

 さあ、学習発表会本番です。
 ナレーションを聞きながら、3人が登場。たいしはなぜか正面を向きながら横歩きで舞台中央に進みます。立ち止まったところで、おっと、たいしが舞台から落ちそうになるのをこらえました。いきなりギャグの炸裂か!
 「礼!」と号令。そして拍手。今日の客席は子どもたちではなく、お父さんお母さん方です。たいしは、すーっと息を吸い、すーっとなぜかもう1回吸いました。そして、「ミナサーン (とんとんとんとん) ミナサンワ (とんとん) ドンナ (とんとん) タカラモノヲ (とん) モッテイマスカ」。やったね、本番もばっちりだ。ただ、本番は雨が降っていたので、体育館の中はちょっと声が聞き取りにくかったのが残念でした。
 本番でも、数秒はじっとしていましたが、上を向いたり横を向いたり、両手で顔をかくしたりと動く。「中をのぞいてみましょう」はちゃんとできました。そして、終わりの「礼!」、今度はちゃんとおじぎできました。そして拍手の中を退場。上出来上出来。

 見事に大役をこなしたたいしくんでした。

  

◆作文も書けた

 たいしが学校で、学習発表会の作文を書きました。今までは、文章を書かせるときは、先生が誘導しながら書かせていたそうですが、今回は、ときどき「集中して」と言っただけだそうで、何をどう書くかヒントは出さなかったそうなので、100%たいしオリジナルです。
 その作文です。

「 学習発表会
 ぼくは、本当の宝物は、が始まったんです。魔法使いやくのかいせつ者なんかやりました。そしてセリフを言ったんです。世界宝物コンクールの場面を見てとてもよかったんです。楽しかった。でもたいじょうの前にしゃしんをとりました。かんばったりしたりしたんです。
 全校音楽も歌った。だから、十二時におわりました。とても楽しかった。いつもまんぞくできました ふつうはしないです たいじょうしたんです。(歌を歌いながら) いろいろな言を協力しました。ステージを見ていたんです。とても楽しかったんです。楽しかったんです。楽しかったんです。」


 漢字や点、丸、かっこなど、原文そのままです。最後の“楽しかったんです”の連発は、空いたマスを埋めるためかもしれませんが、楽しくて満足できたのも、自分のセリフがあって参加意識がしっかりあったからだろうと思います。“とても楽しかった。いつもまんぞくできました”のあとに“ふつうは(満足)しないです”ときたのが、笑えました。行事のときはみんなが何をしているのか、自分が何をすべきなのかわからない、そういうことがあったんだろうなあ、ということを感じさせます。
 でも、セリフが一言あったおかげで“魔法使いやくのかいせつ者なんかやりました。そしてセリフを言ったんです。”と、誇らしげに書けるし、参加意識が全然違ったわけですね。たいしのことをよく理解してくれて、これならできる、こうすればできるという視点で、たいしの役どころを見つけてくださるなかがわ先生に脱帽です。



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