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◆営業中デショ! 部屋に戻ると、たいしはテレビの前でくつろいでましたが、9時になったとたん立ち上がりました。いよいよお楽しみのプールです。早くも何人かがプールに入っているのが見えます。ところが、プールの入り口にくると、“準備中”の札。えっ!? なんで? ちょうど職員の方がきたので、「まだですか」ときいたら「いいですよ、どうぞ」。というやりとりをしている間に、たいしは「コウデショ」と“準備中”を裏返して“営業中”になおしました (^^ゞ 着替えたたいしがぱたぱたと走っていきましたが、あれ?ウォータースライダーはやってません。他の子どもたちもそこまで行っては、戻ってきます。きいたら、9時半からでした。 「遅くても11時には終わりだよ」とたいしに伝え、勝手に遊ばせておきました。9時半になると、がんがんウォータスライダーをすべります。10時半頃に、「あと何回やりますか?」ときいたら、「○カイ」「え?4回?」「ウン、イイヨ」。で、すべり終わってたいしが階段を上がってくるたびに「あと3回?」「あと2回?」と確認したら、「トケイワ?」とたいし。腕時計を見せると「11ジデス」。あはは、そうだね、まだ20分くらいあるから、まだまだいっぱいのれるね。 10時55分をまわり、「これで最後だよ」と行かせ、あがってきたたいしを帰る方向へ促すと、「ナンジ?」「11時」。時計を見せたら、「10ジ59フンデショ」。でも、もう1回やるとは言いませんでした。 ◆スーパースライダーはイメージが違った? そして次は、平泉のニュージーランド村です。あらかじめ、パンフレットを見せて、何を遊ぶか相談していたところ、スーパースライダーとSLに乗ると言ってました。スーパースライダーは、ウォータスライダーと同じようなイメージを持ったのかも知れません。 たいしは、ゴーカートやアーチェリーなど見向きもせず、スーパースライダーにまっしぐらです。さて、いよいよ乗るぞ! ちょっと大きめのプラスチックのそりのまん中にレバーがついたような感じの乗り物です。 ところが、いざ乗り場まできたら「コワイ」と言い出しました。でも、乗りたい様子。「二人で乗れますか?」「いえ、一人です」 そこで、私が先に乗り、たいしが後ろからついてくる順番にしました。レバーを前に押すと進みます。手前に引くと止まります。たいしが来るのを確認しながらとろとろとすべるのですが、たいしは「コワイー」とすぐに止まってしまいます。後ろから誰かこなきゃいいけど、とハラハラしながら、とろとろとろとろ、すべってるんだか、とまってるんだかわからないような調子で、ずいぶん時間をかけて降りました。 上るのはリフトです。リフトでは、ニコニコしていつものたいしでした。「もう1回のりますか?」「ノリマセン」。 リフトから降りると、すべり台つきのミニアスレチックがあって、しばしこれにはまりました。きみはお金がかからないのが好きでいいねー。 それから、SLキウイ号。客車3両で100人近く乗れそうな感じでしたが、私とたいしと二人だけの貸切列車になりました。 売店で、ムシキングのおもちゃの大きい箱を手に取りましたが、それはくじ引きだよ。「やりますか」「ヤリマス」。5百円をたいしに持たせて払わせました。くじの箱に手を入れますが、どれにするか決めかねている様子。そして私の手をつかんで、箱に入れようとしました。1等のくじを取れ、ということのようです。「それは無理だよ。自分でひいてください」。結局ひいたのは4等、つまり参加賞。「モウイッカイ」と言ったけど、「1回だけです」。4等の賞品は、3種類の中から選ぶんですが、たいしは、泣きそうな顔で、これ、と指差して行っちゃった。 ・・・くじのルールがしっかりわかっていて、もっとやるという欲が出てきたこと、そしてがまんもできたこと、成長したもんです。 ◆ボクワマイケルジャナイ! さあ、次は1年ぶりの七つ森希望の家です。 車をとめると、ひとりでさっさと入っていっちゃった。慣れたもんです。荷物を運んでいくと、おもちゃコーナーでさっそく遊んでおりました。 今回、おもちゃコーナーではまったのは、得意の組み立てロボットと絵本です。ロボットは部品があちこちにちらばっていて、それを探しながら、悪戦苦闘しているという感じでした。かなりはまってましたが、はなれている間に他の子にとられたときは別のおもちゃで遊ぶ、という柔軟さもありました。 絵本はやぶけているのがあって「ダレガヤブイタンダー」と叫んでました。これが伏線になりまして、部屋ではほとんど寝たきりのたっちくんがぼろぼろになった雑誌を持っているのを見て、「ハンニンワオマエカー!」という場面がありました。さらに、たっちくんの枕元に行ってかがみ、何をするかと思いきや、耳元で「ボクガシールヲナオシテアゲルカラネ」。??? シールをなおすってなんのことだかわかりませんが、人を犯人にしておきながら、思いやりの表現をしてみたり、なんだかやっていることがよくわかりません。 そして、一番たいしが騒いだのは、昨年も一緒に遊んだイッちゃん。イッちゃんが「こげよマイケル」と言ったら、「ボクワマイケルジャナイ!タイシデショ!」。別にたいしのことをマイケルと言ったわけでもなさそうなんですが、たいしが過剰反応するもんだから、たいしのところにきて、「マイケル」と何度も言います。「マイケルジャナイッテイッテルデショ!」。こういう反応がからかいを誘い、いじめにつながっていきそうだなというパターンを見たように思います(けしてイッちゃんがいじめたというわけではありません)。あげくに「ボクワマイケルデショ!」と言い間違ったりするものですから、これは普通の子が何人かで取り囲んでからかったら、おもしろいに違いないという感じがしました。また、「マイケルワタローデショ」と6歳の子にふってみたりして、その場面の中でもいろいろと考えて反応してるんだろうなーと思わせることもありました。 そういう展開や、ちょっとかまいすぎる感じもあって、不安定になった場面もありましたが、でも、基本的には仲良しなんだと思います。イッちゃんは今年中学1年生ですが、一人っ子なので、弟がほしいと言ったことがあるそうです。イッちゃんがマイケルを言うのをやめ、たいしに「もうマイケルは終わりました」と言うと、その件は収束しました(と言っても翌朝の朝食の時でしたが)。 |
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