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◆スイカワリヲヤルゾ! 体育館では、ぐるぐるまわったり、走ったりしておりましたが、ころんでひざをぶつけた。今度は「イターイ」を連発。ちょっと赤くなってるけど、たいしたことなさそう。私は「つばつけときゃ治るよ」と言ったけど、「ちょっと薬つけるだけでも安心するかも」と近くにいたお母さん。ひろみおねえさんが看護師さんのところにたいしを連れて行きました。 音楽鑑賞は2年前と同じ和太鼓演奏でした。たいしはおとなしく座って、目をつぶっています。うっとりと聴いているように見えますが、眠いようにも見えます。すると、手にばちを持って太鼓をたたくマネをして見たり、首を振ってリズムをとったり。あ、ちゃんと聴いてる。小さい子は、演奏中の太鼓に触ろうとしに行ったり、演奏者の前をうろうろしたりしている子もいましたが、それらには目もくれず、どっしりと座っておりました。しばらくはそういう調子でしたが、最後の方になると、立ち歩く子もずいぶん多くなり、たいしもついに走り出しました。 続いて、花火です。外に出ると、「花火どうぞ」と差し出されましたが、「アオイノ」と注文をつけたので、「じゃあ、自分でとって」と言われてしまいました。花火は、たいしは自分で持ってやるのより、噴水系の花火が好きなんです・・・と思ったら、あら、やってますね。ひろみおねえさんと一緒に花火を持ってます。 花火の横では、お母さん方が何人かスイカを切っています。うちのママも手伝ってました。たいしは、「スイカワリヲヤルゾ」となんだか張り切ってます。かくしてあったらしいスイカ割りの棒を見つけて「スイカワリヲヤルゾ!」と持ち上げます。「たいしくん、スイカ割りはまだだから、おいて」。 そして、「はい、スイカ割りをやりたい人はここに並んでー」と声がかかると、真っ先にそこに行きまして、一番をとりました。これは珍しい!おそらく初めてだと思います。「最初にたいしくんがやりまーす」。 棒を持って目かくしをして3回まわり、はい進んで!・・・こらこら目かくしをとっちゃだめだよ。スイカまでくるとトンっとたたいたけど割れません。すると、トントンとまたたたきました。あはは、ずるっこしても、もっと強くたたかないと割れないよ。 それから、他の子どもたちがやるのをずーっと見てました。1個めが割れて2個目が登場。スイカ割りに並んでいた子どもたちの列がなくなり、「まだやってない子はいませんかー」と声がかかると、たいしくん、ふたたび登場。でも、さっきと同じようにトントントンと3回たたいて割れません。それでも、行事としてのスイカ割りには、始めから終わりまで集中していました。スイカ割りは初めてじゃないからイメージしやすくてモチベーションを高く持てたんですね、きっと。 さあ、今日はこれでおうちに帰るよ。駐車場まで歩く途中、空を見上げて「ホシガキレイダナー」だって。楽しめた後は、余裕だね。 ◆またころんだ 翌日は、奥入瀬ウォークの日です。「たいしくんは、昨日のひろみおねえさんと歩くんだよ」。高学年〜成人は6.3qの雲井の滝コースで、低学年以下は3.9qの玉だれの滝コースなんですが、たいしは6.3qコースの2班、私は3.9qコースのビデオ係なので、分かれてしまいました。出発地点までのバスも別です。 低学年以下の中には自閉症児のきょうだいで4歳の子もいるので、速度はかなりゆっくりめです。半分ちょっとくらい行ったところで、雲井の滝からきた成人組に追い越されてしまいました。たいしのグループもくるかな、と見たけど、まだまだ来ません。 私は子の口に到着して、いったん食堂に入りましたが、たいしが来るところを見たいな、と思って外に出ると、「あれで最後だ!」と養護学校の先生。見ると、たいしでした。あらあら、と迎えに行くと、「そこまで来てころんじゃったの」と、ひろみさん。 ズボンをひざまでめくると、昨日ころんだところのカットバンに血がにじんでました。「イタイー、イタイー」とたいし。「これどうぞ」と、大きいサイズのカットバンをくださった方がありまして、食堂で貼り直したら、ちょっとだけ落ち着いたようです。最後にきたので、空いている席がバラバラ。たいしとひろみさんが並んで、私は離れたところで食事。「イタイー」を連発するたいしの声。私はそそくさと食事を切り上げて、たいしの横へ。またまたスパゲッティと、鳥の唐揚げもあったので、たいしが食べられるな、と思ったんですが、「口に入れてあげたら食べました」とひろみさん。 「こら、自分で食え」とたいしに箸を持たせたら、自分で唐揚げをとって食べました。「なんだ、自分で食べれるのね」。 その後、ひろみさんがリュックから着替えを出して、たいしの着替えに付き合ってくれました。 帰りもバスは別々。なので、私はぐったりと眠ることができました (^^ゞ |
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![]() 奥入瀬渓流でおねえさんが 撮ってくれたケンケン笑い |
◆練習なしの自己紹介 久しぶりに村岡整形外科でRAKUDAの会(障害児と親の集まり)があり、たいしとママと3人で行ってきました。 子どもたちが自己紹介と近況報告をしているとき、たいしはひとりはずれて歩行器で遊んでましたが、「たいしの番だよ」と連れてくると、新しいバージョンの自己紹介をやりました。 「トムトジェリーガダイスキナタイシデス」 「学校は?」 「トヤマニシショウガッコウデス」 「特技は?」 「ケンケンワライデス」 そして、たいしはすたすたと去って行きましたが、「やって、やって」と他のお母さんの声。 たいしは口の前にグーの手をやってキヒヒヒ・・・。 今回は、練習なしのたいしオリジナルでこれだけできました。 |
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