た い し ダ ヨ リ ー  ★6年生編★
    第223号 キョウリュウワールドニイク

◆ビデオは返すだけだよ

 土曜日に借りたビデオ(トムとジェリー)を返しにツタヤに行きました。「今日は返すだけだよ。借りないよ」。たいしにもあえて財布を持つように言ってません。
 ツタヤではビデオを返してからしばらくビデオコーナーと本のコーナーをうろうろしてました(小さい子に混じってマジレンジャーの絵本などを物色してました)が、借りるとか、買うとか、物をもってレジへ行こうとする気配は全くありませんでした。
 ちゃんと状況がわかって、見通しをつけているようで、こっちも安心感があります。


◆スイミングスクールに参加

 夏休みの初日。ヤクルトスイミングスクール短期講習6日間の1日目。受講生は、たいしを含めて小学生6人でした。受講生のレベルはマチマチでしたが、泳げるのはたいしだけでした。
 たいしが自閉症であることは申し込みのときに言ってありますが、指導員の指示にはちゃんと従っていたし、指導員がひとりでマンツーマンで教えるので待ち時間が多かったのですが、たいしは勝手に泳いだり遊んだりしないでじっと順番を待っていました。連れていって、2階の観覧席から様子を見ていたママもホッとひと安心。
 これでまたたいしの生活圏が広がりました。


◆ルパーン、エッチシチャダメー!

 夜、ルパン三世の映画がテレビで入りました。たいしはなぜか1階に降りてダビングしながら、おじいちゃんたちと見ていました。
 ルパンがパンツ一丁で、ベッドに横たわったフジ子ちゃんにのっかろうとしたその時。「ルパーン、エッチシチャダメー!」とたいしが叫んだそうです。
 思わず笑っちゃいますけど、・・・ まだ笑って済ませる段階ということにしておきましょう (^^ゞ

◆恐竜ワールド

 「県営スケート場に恐竜がやってくる!」というCMはずいぶん前から入っていて、「恐竜見に行きますか?」とたいしにきいても反応はありませんでした。ところが、その恐竜ワールド開幕の前日の金曜日になって、見に行くと言い出したとのこと。何か心境の変化があったかな?

 ともあれ、土曜日の朝、たいしにスケジュールを確認すると、「キョウリュウワールドニイク」と言います。OK、じゃあ、9時40分出発だよ。
 車に乗り、「たいしくん、どこに行くの?」ときくと「キョウリュウワールドデス」。「恐竜ワールドはどこでやってるの?」「ケンエイスケートジョウデス」。そう、ちゃんとわかってるね。
 スケート場について、私が入場券を買う間、ちゃんと横で待ってました。いよいよ、中に会場に入ろうとすると、入り口のおねえさんが「暗いですからお気をつけくださ〜い」。えっ、暗い!? そりゃまずくないかな? と一瞬よぎる不安。暗い場所での催しには入れなかったことがあります。
 でも、今回は、すーっと入りました。よかった。

 暗い会場にライトアップされた巨大恐竜が点在していました。たいしは特に怖がる様子もなくずんずん進みます。迫力のある恐竜が何体もありましたが、ずんずん進みすぎてあっという間におみやげ・飲食コーナー、そして出口。ありゃ、もう終わり?

 すると、たいしはコースを戻り始めました。そういう感じで、全部で3周しました。おみやげコーナーで、「何かほしいものある?」ときいても、「イリマセン」。光るおもちゃとかぶとむし(本物)は、じっくり眺めていましたね。前に、せっかく八戸のおじいちゃんが捕まえてくれたかぶとむしに全く興味を示さなかったたいしでしたが、ムシキングの影響ですね。でも、欲しがることはありませんでした。


◆リフレッシュキャンプ

 恐竜ワールドを見に行った午後は、自閉症協会主催のリフレッシュキャンプで青年の家に行きました。初日は音楽鑑賞や花火・スイカ割りで、2日目の日曜日は奥入瀬ウォークです。この催しに参加するのは2年ぶり2回め。前回は、泊まりで参加しましたが、今回は、泊まりなしでの参加にしました。

 さて、青年の家には3時に到着、大人は打ち合わせや受付など、仕事がありますが、たいしは夕食まで暇。退屈して「サンジノオヤツ」を連発しています。ボランティアのひろみおねえさんと顔合わせの後、ある部屋のすみっこで、他の子に見つからないようにクリームパンを食べました。

 次は、2年前は並ぶのを嫌がった夕食から。今回は、私とママとひろみおねえさんと一緒にちゃんと並んで、食器やおかずを自分でとることができました。メニューはカレーライス、エビフライ、スパゲッティとメロン。たいしの偏食は相変わらずですが、スパゲッティは食べれます。まあ、さっきパンも食べたし、それくらいでもいいかな、と思ったらエビフライも食べました。やったね。

 音楽鑑賞は7時からなので、またちょっと間があります。そこで、テレビの前に立ったたいしによってチャンネル争いが勃発。他の子を追いやったり、リモコンを取り合ったり。テレビはネックですね。「たいしくん、体育館に行こう」というと、体育館に向かって廊下を走りだし、なんとか気持ちを転換させられました。
 (つづく)



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