た い し ダ ヨ リ ー  ★5年生編★
    第195号 ワルイコワデキマセーン

◆ナムアミダブツジャスコ

 お墓参りに行き、たいしに「なむなむするよ」と促すと、「ナムアミダブツ、ナムアミダブツ・・・」と5回くらい繰り返して、最後は「ジャスコワツギダ」。お寺の位牌堂を拝むときも同じように「ナムアミダブツ・・・ジャスコワツギダ」と、笑いを誘います。気持ちは既にジャスコです。


◆ワルイコワデキマセーン

 たいしのスケジュールでは、次はジャスコのようですが、お墓からいったん家に戻ります。これでパニックになる恐れもないわけではないんですが、「お茶を飲んで一休みしてから、ジャスコに行きます」と言うと、「ジャスコワナンジデスカ」と、たいし。今、2時半だから3時出発ということになりました。

 大人がコーヒーを飲んでいる横で、たいしは「アト10プンダ」、「アト5フンダ」・・・と、残り時間をアナウンスしていました。「あと1プンダ」という最終予告がありまして、「はい、行きましょ、行きましょ」とみんな立ち上がります。
 おおおばさんも帰る時間です。おおおばさんがたいしに「今度はいつ会えるかな? 今度会うときまでいい子でいてね」と言うと、「ハァイ、ワカリマシタ」 そして、「ワルイコワデキマセーン」と言ったので、爆笑。


◆ジカンガナイゾ!

 ジャスコでは、4時集合でそれぞれ別行動。私はたいし付き。「今3時半です。4時までに車に戻ります」とたいしに告げて放します。たいしは、おもちゃ屋とDVDのテレビがずらりと並んだコーナーを行ったり来たりうろうろ。デカレンジャーのロボットだろうと思っていたんですが、そうでもないらしい。箱を持ったり戻したり。プラレールに興味を示したり。
 「あと15分だよ」とさっきとは立場が逆転。たいしは、「ジカンガナイゾ!」と駆け出しますが、なかなか決まりません。デカレンジャーロボを持ったので、「それに決めましたか?」と言うと、「チガウ」と言っておいてしまいます。
 世界地図パズルの見本を指差して「ソウダ!コレダ!」と言うので、箱に入ったのを取ってあげようとすると「チガウ」と首を横にふります。
 時間切れ1分前に、「きょうはやめにして、青森のトイザラスで買うことにしませんか」と提案してみましたが、たいしの耳には入りません。
 結局延長すること15分。たいしが「ピースルゾ!」と、とったのは、タワーの上から玉を転がすとカランカランと音がするおもちゃ。そのとき私はバランスゲームかなんかだと思っていたんですが、全然違いました。青森に向けて車を運転していると、後ろの席からカランカラン・・・と音がして、その正体がわかりました。ちょっと、幼児向けの感じですが、この感覚に満足することもたいしが通らないといけない道なのでしょう。
 時間は15分もオーバーしてしまいましたが、たいしは、時間がないことと欲しい物が決まらないことの葛藤と戦ういい経験ができたように思います。最後は自分で決めることもできたし、なんとかうまくおさまりました。


◆お手伝いを優先できた

 たいしにトーマスブームが復活しまして、ビデオを見ながら、同じストーリーのマンガをめくったりしてイメージを膨らませています。そのマンガをめくりながらブツブツ言っているところに、インタホンがピーッとなりました。たいしはインタホンのすぐそばにいたので、「たいしくん、出て」というと、インタホンをとってくれました。
 「ハイ・・・ワカリマシタ。リョーカーイ」とインタホンをおいたんですが、持っていたマンガ本を開いて、私にセリフを読んでほしいようなことを言ってます。でも、たったいま、用事を頼まれたんだよね。
 「たいしくん、おばあちゃん何て言ったの?」 すると、私に本を渡して「ハァイ、イッテキマース」と、階段を降りていきました。 ・・・ほー、インタホンの話をちゃんと理解して、自分の興味に戻って、言いつけられた用事を思い出して、と、注意力を行ったりきたりさせています。そして、自分の興味より言いつけを優先させて行動することができました。なかなか器用になってきたもんです。

 そして、たいしは晩ご飯のおかずを持ってきて私の席におきました。「ごくろうさま」と言って、私が座らないでいると、たいしは私の顔を見て「ハイ、ドウゾ」。あ、はいはい、ありがと、いただきます (^^ゞ
 「おとうさんに“どうぞ”、って持ってって」というように言われてきたんですね、きっと。(ママは出かけていて帰りがおそくなっていたのでした)


◆ハシゴヲオロシテクダサイ

 突然、「オトウサン、ハシゴヲオロシテクダサイ」とたいしの声。
 おっ、ずいぶん人に意思を伝えるのが上手になったねぇ。たいしが言葉にしたことをやってあげることは、言葉で伝えることの力をたいしに分からせていくことになります。
 “はしご”というのは、2階の天井裏の物置に上がる階段で、普段はたたんで天井の上にあります。
 「はい、どうぞ」と、はしごをおろしてあげると、「オトウサン、アリガトウ」。あいさつもしっかりしています。ずいぶん、日本語が上手になりました。
 
皮をむいたら・・・      こういうふうに切るんだよ
 
よそ見したら危ない!     上手に切れました



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