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◆5年生編のスタート 始業式の日、ママがたいしと一緒に学校に行って、親学級はどこかなー???と、クラス分けの表を見ていたら、1年生のときからの友だちのゆきこちゃんが「あたしもさがしてあげる」ときたんですが、その表にはたいしの名前はありませんで、なかがわ先生から2組だと教えてもらいました。 2組は若い男の先生です。3年生のときも若い男の先生でいいムードでしたけど、今回はどうかな? 5年生からは新校舎になります。たいしの学年は他の学年より1クラス少ない3学級なので、つばめ組も新校舎に移転して、普通学級の隣になりました。 たいしはと言えば、もはや環境の変化慣れしたという感じなのか、5年生だと変わるとわかっているのか、気にもしていない様子です。 始業式の翌日、なかがわ先生が、5年生の先生方にたいしとママを紹介してくれました。 今年は、つばめ組の先生は変わらなかったので、担任の先生に事前にあいさつに行くことは考えてませんでした(私の方は仕事が忙くて考える余裕がなかったこともあります)が、そういう場面を作ってもらえて助かりました。 そんな感じで、5年生編がスタートしてしまいました。 ◆水を出してくれた 8時過ぎに私が仕事から帰ってくると、「オカエリー」と言ったと思ったら、「ハミガキヲシマス」。「たいしくん、えらいねー」 寝る前の歯磨きは自分でするようになりました。私が家に帰ると安心して寝ようとするとママが言ったけど、これもそれを表しているのかな? たいしが歯ブラシを水で洗っている横から、手を洗おうと私が両手を出したら、たいしが自分のタイミングでいったん水を止めたんですが、私の様子を見てもう一度出してくれました。普通の子どもなら当たり前のような場面ですが、いつの間にか人のために行動することもできるようになっていたんだなーと感心してしましました。「パパに水を出してくれたんだねー。ありがと。」 5年生だもんね。 ◆アンタワコレヲカイナサイ 春休みに、ママがたいしにお手伝いさせたりして、がんばったらトイザラスに連れて行く=おもちゃを買ってあげる、という約束をしました。休み明けの最初の土曜日がその約束の日。で、その前の日に、ママが「明日は何を買うの?」ときいたら、ゾロリのおならカーというおもちゃなんですが、これが機関車バージョンと自動車バージョンの2種類あります。 たいしはなんと言ったかというと、おもちゃのチラシを見せながら「ボクワコレヲカイマス。アンタ(ママ)ワコレヲカイナサイ」。 あはは、そうすれば、欲しいものが両方とも手にはいるってか。賢くなったねー。 そして、ママはその土曜日の朝起きてから夜寝るまでのスケジュールをたいしに書かせました。 これは、自分で1日の見通しを持つことができるようになるための練習です。 ◆結局2つ「カイマス」 さて、トイザラスの日になりました。「出発は9時半だよ」ということで、朝食のあとはテレビを見たりして、早く行こうという様子はありませんでした。たいしに自分のお金を数えさせるため、ふくろうの貯金箱から貯めたお金を出させました。なんと、5千円札が1枚、千円札も1枚。あとは、5百円玉、百円玉、無数の十円玉と1円玉が数枚。百円玉と十円玉は10個ずつ並べて、いくらあるか言わせようとしましたが、まだお金を数えるのはピンとこない様子です。 全部で9,808円ありました。お手伝い以外にもらったお金もありますが、でも、頑張ってお手伝いしたんだよね。これ、使っちゃうとゲームキューブが遠くなるけど、いいの? 「カイマス」。 たいしは、9時半になったとたんジャンバーを着て、私の腕をつかみ、いくぞいくぞという調子で、玄関までぐいぐい引っ張りました。 トイザラスに入ると、すぐ入口にゾロリコーナーがありまして、お目当てのおならカーは? ・・・あったあった、棚の一番下の列にずらりと箱が並んでいました。たいしは迷わず、機関車バージョンと自動車バージョンの箱を抱っこして、「ピースル」。 でもやっぱり、2つ買うのはちょっともったいないなー、と思うんですが、それはこっちの都合。自分で貯めたお金で買うんだから、ま いっか。でも、「2つも買うと、ゲームキューブを買うのにまたがんばって貯めなきゃいけないよ。ほんとにいいの?」「カイマス」。 ・・・2つ合わせて5,198円也。 その後、私は帰る途中で車から降りて仕事に行きましたが、家に帰ったたいしは、走らせて遊ぶより、並べて眺めていたということです。 ◆やる気十分! ママが先生から聞いた話。 早くも運動会の練習が始まり、体育の時間にリレーの練習がありました。たいしもバトンを受け取って走り、バトンを次の走者に渡したそうです。 さらに、交通安全指導で自転車の乗り方の指導がありました。たいしはまだ自転車に乗れない(そろそろ自転車の練習もさせたいなーと思いつつ、たいしの活動範囲が広がり目の届かないところでの活動が増えることに不安を感じるので、たいしが乗りたいという意志表示をしないのをいいことに、まだ練習させておりません)ので、列の最後尾で見学。ところが、最後の友だちが自転車で走り出したところ、自分も自転車に乗るつもりになってその子の自転車についていき、「右を見て、左を見て」という先生の声に反応して、たいしも左右に顔を向けていたとか。最後まではやらなかったそうですけど、先生がやるように言わなくても、みんなが何をやっているのかを見て、自分の判断でそれをやることができているということでした。 5年生になってやる気十分のたいしです。 |
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