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◆ドーナツづくりを楽しめた
ドーナツづくりの続きです。
次は、粉と卵を混ぜます。「シッカリオサエテロー」とおばあちゃんにボールをおさえさせて、両手であわたて器の柄を持ち、しゃかしゃか・・・。おいおいひとりでやれよ。
「チョットー、ネバネバスギダー」。おばあちゃんが横から牛乳を入れました。
卵をもう1個入れましょう。おばあちゃんが冷蔵庫から卵を取ろうとすると、たいしは手のひらで何かすくうように両手を伸ばして「アブナイデス、バアチャン」。だいじょうぶだよ、おばあちゃんは卵を落としたりしないよ。そしてまた、コンコンコン・・・さっきより、ちょっともたついている。おばあちゃんが手を貸そうとしたけど、だいじょうぶ、ひとりでできるもん。また、「コナゴナニナッチャウゾー」と言ってたけど、ちゃんとできました。
「カッテニゴミヲモヤスヒトォー」「ゴミヲモヤシタイヒトワ、タイシクンデス」と言いながらごみ箱へ。燃えるゴミと燃えないゴミの確認をしているんだと思います。そして、両手をぱんぱん。
そして、また粉をこねます。「シッカリダ」「マダマダ」「コボサナイヨウニキヲツケロ」という調子で、セリフが続きます。「マゼテマゼテマゼテ・・・」これはくまのプーさんの「食べて食べて食べて・・・」というセリフのまね(ママはしろくまちゃんのホットケーキを思い出していたようでした)。 |
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ぱたっと動きが止まりました。「テヲアラウノ」。手についちゃったようです。またついちゃうから、終わってからの方がいいよと言ったってダメです。一度気になると、作業に集中できなくなるしパニックになるし、ということで、手を洗わせます。
「30ビョウ! イーチ、ニー、サン、シー・・・」 なんだかわからないけど、30数えるまで洗いました。「30ビョウイジョウ」。 30秒以上洗うの?・・・これはなかがわ先生に教わったのかな?
こねこねの続き。「マダマダデス。シッカリテデオサエテ。ハナスンジャネー。アブナイ」 ちょっと乱暴な言葉も最近覚えてきたんです。
「遊んでないでもっと早くやってください」とママが言うと、「スピードアゲ、ハヤク」と言って手を右手を早く回し始めました。
そろそろいいかなー?おばあちゃんにきいてごらん。「オバアチャン、モウイイデスカ」。どうやらOKのようです。
その間におばあちゃんは、ポテトを揚げていました。「ポテトにかける塩を用意して。かけすぎないように、3回だけだよ」。「セーノーデ、イチニノサーン」と塩のびんを持ち上げましたが、実際にかける段になると、小声で「イチニノサン」、かけすぎを警戒したのか、びんの傾きも足りなくて、塩が出ませんでした。おばあちゃんがたいしの手を持ってシャッシャッとかけました。
塩をしまうと、次はいよいよドーナツ。おばあちゃんが見本を見せます。たいしがこねた生地をスプーンですくって油に落とそうとすると、「マルイカタチニシテ」と、たいしの注文。でも、今日は、簡単なやり方にしようということで、形は整えずスプーンですくってそのまま油に落とすだけ。「今日は恐竜のドーナツだからいいの」とママ。納得したのかどうか「ハイー」と返事するたいし。
たいしはスプーンですくうと、軽く上下にふってなかなか動かない、と思ったら、しずくがたれるのを待っておりました。スプーンをなべにカンカン・・・とぶつけて、生地を油に落とします。 |
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ママが「はい、きょうはそこまででいいよ」。ポテトも食べたいだろうし、1回経験したから今日はいいか、という感じだったようですが、「もう1回やる?」ときくと「ハイ」。続行です。さらに何個かやって「まだやる?」ときくと「ヤリマス」。ドーナツ作りは、けっこう気に入ったようです。
というわけで、いろんな形のドーナツができました。さあ、食べよう!
ひとつドーナツをとったたいしに、「それは何の形?」ときくと、「ゾロリノ、イシシ、ノシシノカタチ」。 そーだね、怪傑ゾロリに出てくるイシシ、ノシシに似てるねー。
自分で作ったドーナツを食べて満足した表情のたいしでした。
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〔4年生編の終わりに〕
特殊学級に移って、担任のなかがわ先生のおかげで、カヌーやインラインスケートなどいろいろな新しい経験をしたり、プールやスキーなどの時間もたっぷりあって、またまた成長が見られたたいしでした。自分の気持ちをことばで表現できるようになってきましたし、ことばのやりとりもすこしずつできるようになってきました。
奇声や立ち歩きは全くなくなったわけではありませんが、かなり許容範囲に近づいているような感じです。
つばめ学級のスタートはマンツーマンでしたが、1学期の中頃から6年生のしゅうすけ君と2人で机を並べることになり、はたからみれば交流がなさそうでしたけど、お互いちゃんと気にかけていたようです。
たいしダヨリー上では、他の子どもたちとの交流の場面が減りましたが、これは特殊学級に変わったせいもありますが、3年生まで続いたママの付き添いが送迎だけになったために、学校での記事のネタが少なくなったことが大きいと思います。
さて、しゅうすけ君は卒業しちゃったし、5年生になるとまた1人学級になり、学年のクラス替えもあり、どうなりますことやら、楽しみです。
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