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た い し ダ ヨ リ ー  ★4年生編★
   第153号 なわとびは両足跳びだよ  




◆勝つより風船

 親子レクの次のプログラムは、“風船またまたはさみ親子リレー”。組ごとに走る順番に並んでいたところ、たいしがステージから奥へ入っていきました。追いかけると、そのまま2階のギャラリーへ。いろいろとモノがおいてあって狭い道を追いかけてつかまえ、反対側の階段から一緒におりました。なんとかレース開始に間に合い、一番後ろに並びました。
 「ほら、足の間に風船をはさんで、ぴょんぴょん跳ねるんだよ。そして、先生とジャンケンするの、わかった?」「ハイ」 あら、いいお返事。でも、何回も説明しました。出番を待っていると、パーン!と風船の割れる音。「フウセンワ、ワリマセン。フウセンワリキンシ」とたいし。そうだよ、割らないように運ぶんだよ。

 さあ、たいしの番だ(私も手をつないで一緒に行きます)。風船をもらったら、足にはさんでそうそう、いくぞ! ・・・たいしは風船から手を離さないで、ちょこちょこ歩くような感じでした。そう言えば、手で持っちゃいけないという説明はしなかった (^^ゞ たいしの場合は、それくらいでちょうどいいということで許して。
 先生とジャンケン。それまでくわた先生だったのに、なんと、なかがわ先生にかわっていました。
 ジャンケンポン! 先生はパー、たいしはグー。残念、風船はさんだままターンします(勝てば風船をはずして走ってもいい)。いつもなら、たいしはチョキを出すのに、なぜ? ・・・そう言えば、さっき誰かが「くわた先生、チョキ出すぞ。グーで行け!」なんて話してたっけ。たいしもそれで作戦立てていたのかな?
 ともあれ、トップでゴールしました。やったー、たいし、勝ったぞ! ・・・でも、たいしは持ってきた風船で遊んでいる方がいいらしい。


◆縄跳びは両足跳びだよ

 次は、なわとびレース。今回は親はおやすみ、子どもだけ。なわとびしながら走っていき、寝ころがっているペットボトルをなわで起こして立たせ、コーンをまわって戻って来るというもの。 ちょっと待て。なわでペットボトルを立てるのは、今朝練習してうまくできたけど、なわとびで走る?・・・そんなのできたっけ? ともかく、たいしが他の子のやる様子を見るようにし向けながら、説明だけはしました。「ハイ」と返事はしましたが、どうなることか。
 たいしの番がやってきました。たいしは、前の選手がスタートすると、持っていた風船を、自分から私によこしました。そして、なわとびを受け取ると、両足跳びで2回、3回・・・ほとんど前に進みません。もしかして、このまま進まないのか!? たいし!走るんだ!なわとびはひっかかろうが何しようが、前に進め!
 たいしは少しずつ前進するようになりましたが、相変わらず両足跳びです。そうだよねー、なわとびといえば両足跳びだよねー。そのうちに、1組、2組がゴールして盛り上がる拍手の音が。たいしはマイペースを保ちます。やっと、ペットボトルにたどりつくと、これはあっさりとクリヤ。
 ターンして、またも両足跳び。「たいしくん、がんばれーっ!」 3組のみんなは応援してくれています。もはや、傷ついたランナーがひたすらゴールを目指しているのを応援しているようなムード。私は、「右!!左!・・・」と片足跳びを促してみましたが、練習したことないので通じません。
 それでも、たいしは、なわとびを途中で放棄することなく、マイペースのままゴォール!

 「たいし選手、やりました。競争だということも、リレーだということもよくわからず、しかし、なわとびで往復するんだということを理解して、自分の型でなわとびをしながら、最後までやりとおしました。これはたいしにとって快挙であります!」
 そうです。これは、失敗ではなく、たいしの成長のあかしなのです(もっとも走りながらなわとびすることぐらい、少しでも練習させておけばよかったねぇ (^^ゞ)。


◆よくがんばりました

 次は、“丸太運び”というゲーム。みんなが床に並行にくっついて寝ころがり、横にごろごろ転がると、その上をひとりが少しずつ前進していく、というゲームです。たいしは、一番後ろ、ゴールよりに寝て、ちゃんと転がっていました。でも、転がるのが速すぎると、上を運ばれる子が進めなくなっちゃうよ・・・

 最後は、フォークダンスのジェンカ。たいしもなかがわ先生の肩に手をかけて右(足)、右(足)、左(足)、左(足)、前(ぴょん)、後ろ(ぴょん)、前、前、前・・・とちゃんとやってました。私はたいしの肩に手をかけておりました。

 ・・・ということで、よくがんばりました、のたいしくんの親子レクのレポートでした。




◆たいしが一枚上手

 たいしがピストン式の水鉄砲を持ってお風呂に入りました。
 「たいしくん、おとうさんも入るよ」と、私もお湯に入ると、それまで潜ったりして遊んでいたたいしが、水鉄砲を私の方に向けました。私はあわてて手桶でシールド。たいしは手桶シールドを交わして私に向けて水鉄砲を撃とうとします。私は防ぎます。
 と、たいしが手桶をつかんできたので、私も水鉄砲をつかみました。たいしが水鉄砲を放したので、私も手桶を放し、形成逆転。ひひひ・・・と、たいしに狙いを定めると、なんとたいしは、けけけ・・・と、手桶にお湯を汲んでざばぁーっとかけてきた。私が、ピストンの棒を押すのに手間取っているうちに、もう1回かけてきた。
 うぎゃぁー、やられた〜。 ・・・たいしの方が一枚上手でした。素直に降参。




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