全国のたいしファンに贈る!たいしの魅力満載!
た い し ダ ヨ リ ー  ★4年生編★
   第151号 グアイワ、イインデス!  

◆次はー、シンバシ!

 昼食(といっても2時頃になってしまった)の後は、渋谷でお買い物。秋葉原乗り換えで山手線で行くことにしました。夏休みに、タイミングがいいことに、たいしはインターネットで山手線の駅名を覚えて(149号でも触れました)、特に“新橋”が気に入っているんです。「えー、次はー」と言うと「シンバシ!」というパターンがあります。
 たいしは、電車の扉の上の電光板に表示される駅名を見ていましたが、“しんばし”が出るとにやりとして「シンバシ!」。それだけでも、山手線に乗せたかいがあった。電車に乗っているときは、ブツブツいろいろ言ってましたが、他のお客さんに迷惑がかかるほどではなかったように思います。自閉症だって言わなければ、“どっかの田舎から東京に出てきて、電車に乗ってはしゃぐ子ども”っていうイメージでしょうか(って、そのまんまだな)。
 渋谷の買い物はミューのリクエストで、109(いちまるきゅう)という店。今回の旅行でたいしが一番退屈しそうなポイントです。たいしは、それほど強い口調ではないですが、既に「アオモリケンニイクヨ」「ヒコーキニノルヨ」と言い出しています。
 ミューの買い物の間、たいしに山手線を一周させようか、という案もあったのですが、そこまで離ればなれになって、何かあって飛行機に遅れても困るし・・・ ということで、109に入ると、まっすぐ6階のマクドナルドに行き、私とたいしはそこで待機。
 レジに並ぶ前に、たいしはハッピーセットのポスターを眺めています。そして、おまけのおもちゃにレール付き新幹線をもらい、シェークを買って着席。たいしは、ポテトとシェークを食べながら、新幹線を押して遊んでいます。 これで、30分以上持ちこたえました。ポテトがなくなり、シェークがあとひと口というところで、ミューとママが現れ、やれやれでした。
 羽田空港へ移動して、時間に余裕があったので、屋上に飛行機の離発着を見に行きましたが、たいしはあまり興味示さなかったようです。ミューが望遠鏡を見ているのを横目に「ヒコーキニノルヨ」と言って、ひとりで戻ろうとしていました。 こらー、行くんなら自分のリュックしょってけー。
 食事を済ませて、飛行機の搭乗待合室へ。たいしはおとなしく座っています。さすがに疲れて歩き回るだけの元気もなくなったんでしょうか。
 飛行機に乗るとき、「38番の席だよ」と言ったら、ちゃんと番号を見て歩いていたようで、「ココダ!」と言った席が、38番の席でした。
 飛行機を降りるときに、スチュワーデスさんたちに「サヨーナラ」を言わせながら歩いていきましたら、迎えにきたおじいちゃんにも「サヨーナラ」と手をふりました。「違うべ」「バイバイ」「ただいまでしょ」。という調子で笑いながら、ミューは遊園地の乗り物を報告しながら、家に帰ってきました。
 家に着くと10時前。リュックをおろしたたいしは、テレビの前に座りさっそくビデオをかけます。それで、家に帰ってきたのを確認しているんでしょうね。
 あー、やっぱり、うちがいちばんいーよねー!!





◆グアイワ、イインデス!

 ママが、たいしもミューも好きだからということで、毎月1回全国の名店のチーズケーキが届くサービスに申し込んでいます。その日、8月分のチーズケーキが届きました。
 テレビを見ているたいしに「たいしくん、おいで」と声をかけても「グアイワルイ」と言って動きません。「具合悪いんだったら、チーズケーキ食べられないね」と言ったら、「グアイワ、イインデス!」と大声で言って起きあがったので、みんなで爆笑。
 チーズケーキ、おいしかったでしょ。


◆二学期が始まった

 二学期は、始業式のために移動するのも、翌日の全校朝会で移動するのも、4年3組の教室から列に並んで行くことにしたそうですが、列を乱すこともなく、体育館でも気になるほど奇声をあげることもなかったそうです(少しは首をふったりブツブツ言ったりしていたらしいけど、他の子どもたちの中で目立つほどではなかったと)。
 授業開始の日、さっそくプールがあり、たいしはかなり運動したせいか、給食もずいぶん食べたということでした。


◆カミヲキリマス

 家で、たいしが突然「カミヲキリマス」と言いました。髪の毛が伸びて暑苦しくなったんでしょうかねー、自分から床屋に行きたいって言うなんて、初めてでした。
 そこで、翌日、いつもの美容院にママが連れて行きました。
 その美容院は、たいしが落ち着きがなかった頃から通っているので、美容師さんたちもたいしの成長を見守ってくれています。
 その日は、とても調子がよく、始めて洗髪もやりました。調髪が終わって、手鏡を持たせてもらうと、たいしは気に入ってのぞき込み、ニマッ。みんなが「たいしくん、かっこいー」とほめると、ニマニマッ、としたそうです。


◆フクシミミ

 髪を切った次は、「フクシミミ」。・・・?・・・。なんのことかと思ったら、“福士耳鼻科”のことでした。以前も何度か行ったことがあるのですが、“福士耳”と覚えていたんでしょうね。
 なにやら耳が痛いらしく、ママが耳鼻科に連れて行くと、「中耳炎ではないですが、赤くなってるので、プールは1週間くらい休んだ方がいいでしょう。何日たっても痛みがとれないようなら、また来てください」ということでした。耳垢もいっぱい取れて、さっぱりしたんじゃないかしら。
 たいしはと言えば、「どっちの耳が痛いの?」という先生の問に、「ホネ、オッケイ。ケツアツセイジョウ」などとわけのわからん返事。これは、ティモンとプンヴァの診察のシーン。ひょっとすると、ほんとの診察の場面でこれをやってみたくて、自分から医者に行くと言った、という疑いがあります。
 それはともかくとしても、立て続けの意志表示に、びっくりです。床屋にしろ医者にしろ、これまではご褒美でつって、引っぱっていった行ったんですから。

 そのあと、スポーツ店でちょっと買い物があったのですが、ママは以前たいしがゴルフ用品コーナーにはまって、帰りたがらなかったのを思い出しました。
 そこでママは、「スポーツ店で買い物をしますが、おかあさんが“帰るよ”って言ったら帰るんだよ。それができないなら、車の中で待ちます」とたいしに言うと、「カエリマス」。よし、それなら一緒に行こう、ということで、店に入りました。ママの買い物が終わり、「さあ、帰ろうね」と言うと、ちゃんとついてきたということです。
 指示が入るということもありますが、次は何をするという見通しが立てられるようになったんだと思います。





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