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◆おとうさん、サガリナサイ!
お盆は八戸です。
これまで、ドライブ中は比較的静かだったたいしなんですが、今回は、インターネットで覚えたセリフをえんえんと口走っていました。「コレワ、ヤマノテセンデスカ。ソウデス、サイキョウセンデス」等々。退屈しない子です。
八戸のおじいちゃんちに着くと、さっそく庭で穴掘りを始めましたが、「お墓参りに行ってジャスコに行くよ」。
仏様を拝むのはたいしは得意です。墓石に水をかけ、「ナマンダァナマンダァ・・・」と言いながら手を合わせて拝みます。仏壇のときは、目線が横のテレビの方を向いていたりしますが (^^ゞ
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さて、ジャスコだよ。たいしをおもちゃ屋さんに配置すると、ママとミュー、おじいちゃん、おあばあちゃんは、食料の買い出しです。私はたいしに付き添い。
たいしは、いつものようにビデオのPR画面にはまり、アバレンジャーや仮面ライダーのコーナー、プラレールのコーナーを檀家まわりです。そして、ビデオで立ち止まる、というコース。プラレールのところで、トーマスではなく、ついにSLを手にしたかと思ったら、「シージュウイチ」と言っておいてしまいました。D51やC62ではなく、3月に見たC11(130号参照)がいいらしいです。
ほぼ同じようなコースを3回くらいまわって、ビデオで立ち止まったところで、「気に入ったおもちゃがないんだったら、本にしようか」と本屋さんへ誘ってみましたが、「サガリナサイ!」と言いながら、両手で私を押します。手を離したたいしに近づこうとすると、さらに「モウイッポサガッテ」。ぼくのやることにいちいち口出しするな、ということか、うっとおしいからくっつくな、という意味なのか、しょうがないから離れて様子をみることにしました。
ところが、たいしがしばらくビデオにはまっていると思って、ちょっと横を見ていたスキに見えなくなりました。でも、どうせたいしは、同じコースを歩いて、またビデオに戻って来るだろうと、それまで歩いたたいしのコーナーを追ってみました。いません。おもちゃ屋さんのコーナーをぐるっとまわって、棚の間を全部見てみましたが、、いません。何度も見ましたが、ビデオのテレビの前にも戻ってきません。
あちゃー、完全に見失った。何の脈絡もないところに行っちゃってたら、ここは広すぎてとても探せないぞ。放送かけてもらったって、たいしが反応するかどうかわからないし、そもそも迷子になった自覚があるかどうか・・・。
1階のおもちゃ屋にも行ったことがあるけど、う〜ん、あそこに行くとは考えにくい。ひょっとすると、ゲームコーナーかも知れない。 ・・・ということで、前にはまったことがある(と言っても見てるだけですが)競馬コーナーやコインゲームコーナー、さらに1階に降りてトーマスの汽車や室内アスレチックと歩いてみましたが、見あたりません。ボーリング場をのぞくと、人混みでぴょんぴょんはねている子が見えました。
いた! やれやれつかまえたぞ、たいし!
たいしをおもちゃ屋さんに連れ戻すと、ちょうどおじいちゃんたちが買い物を終わって来ていました。そこでたいしが手にしたのは、“アバレンオー”(アバレンジャーに出てくるロボット)。後は、すたすたと屋上に出て、さっさと車に乗りました。
◆航空科学館
八戸で1泊した翌日。三沢に新しくできた航空科学館に行きました。YS11やミスビードル号などの飛行機、そのほか科学実験のしかけがたくさんあって、たいしも喜びそうな場所です。ちょっとぐずついた天気でしたが、駐車場は満杯で、家族連れでにぎわっていました。車をとめると、たいしはたったかたったか走り出します。入口を入るとすぐに、室内アスレチック(子どもスクエア)があって、たいしはまっすぐに、そこに入ろうとしましたが、「ここは最後にしようね」と、科学館の見学に誘導しました。
さー、たいしはどんどん進みます。空に上がった気球からの眺め(映像)・・・なんてつまんない? 横目に見ながら通過。そしてYS11の機内に入る階段を上がると、列がつまってちょうど操縦席が見える位置でとまりました。たいしは、人をかいくぐって先に進もうとしていましたが、制止して「ほら、見てごらん」と顔を向けさせると「ウンテンセキ」と言って、見てました。
客室に入るとシートに座っているお客さんがたくさんいたので、「たいしも座ってみる?」ときいてみましたが、どんどん進んであっという間に後ろの出口。「頭に気をつけて」という誰かの声がしてましたが、たいしに注意を促す前に、ゴン!とぶつけてました。
でも平気な顔で、とっとと階段を降り、別の飛行機のまわりをぐるっとまわると、遊園地のように体を振りまわしたりする体験コーナーなんですが、どれも順番待ち。たいしは全部無視して、どんどん進み2階へ。そこにあったのは“ボールサーカス”というタイトルでボールがジェットコースターのようにコースを転がって落ちる装置のコーナーでした。 |
たいしはここで、はまりました。3台もあったので、たいしなら十分にはまりますね。他も見せようと、誘導しましたが、音や光のコーナーには目もくれず、やっぱりボールサーカス。もう1か所だけはまったのも、人工衛星の軌道の実験という設定でしたが、要するにボールが漏斗のような形の盤の上をぐるぐる回って最後に中央に落ちる装置。けっこうはまっている子どもが他にもいて、争うようにして玉を盤上に落としていました。たいしも自分でやってみることができました。 |
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ということで、たいしの絵日記その5。
だい:ボールサーカス
ゴロンゴロンゴロン♪ゴロンゴロン・・・
ドスンドスンドスンドスンドスン・・・ (最後にト音記号)
ゴロンとドスンで11×13字のマスを全部埋めてました。
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たいしがなかなか帰ろうとしないので、ミューは飽きておじいちゃんたちも座って待ってましたが、帰るとなると、足は速い。階段をだーっと降りると、人混みに消えちゃった。ママと二手に分かれた探したら、改札口にある、ライトで照らし出された飛行機や模様がぐるぐる回っているところで遊んでました。近づいてきた光の飛行機を飛び越えたり、追いかけたり。他にもそうやって遊んでいる子どもたちがたくさんいました。
改札を出ると、たいしは、子どもスクエアにまっしぐら。後で、と言ったのをちゃんと覚えてる。やっと帰ると思ったら、これでまたしばらくかかりました。
もう少し空いている時に来れれば、体験コーナーで遊ぶ楽しみもありそうです。
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