
町内子ども会で
|
◆フタリトモ、ケンカワヤメナサイ
ある日、ママがミューを叱っていると、テレビを見ていたたいしが「フタリトモ、ケンカワヤメナサイ!」だって。
たいしにはけんかしているように見えたんでしょうね。
◆参観日
参観日がありました。
つばめ組の教室に入ると、たいしとしゅうすけくんが先生の前に並んで授業を受けていました。しゅうすけくんは6年生ですが、6月の終わりころに転校してきて、たいしのクラスメートになりました。
たいしは、テープの歌に合わせて九九の歌を歌っていました。最近家でもときどき歌っていたのですが、前に家で聴かせていた九九の歌とちがうなー、と思っていたら、これだったんですね、ドラえもんの声でしたからたいしが気に入るわけです。
しゅうすけくんの方は、何かプリントをやっています。気が散らないもんだなー、と思っていたら、あとで先生も「これがこの子たちの不思議なところです」。
歌が終わると、たいしも九九のプリントです。○の段ごとに1枚。書き終えたたいしが先生に渡そうとすると、「なんていうの?」「デキマシタ」「はい」という調子。2回目に「デキマシタ」と言って渡そうとしたらプウッとおならの音。たいしです。参観中のママふたりと私は一瞬間をおいて、クスクス・・・。でも、先生もたいしもしゅうすけくんも何事もなかったように授業を続けていました。
たいしは、席についたまま時々私の方に振り向いて笑ったり、指さしたりしておりました。昨年までは、私が参観日に顔を出してもたいしはほとんど無視して活動していましたので、なんか子どもらしくなった感じです。特殊学級で、授業中でも比較的リラックスできているのかも知れません。
授業参観のあと、もうひとつの特殊学級ひまわり組に移動。途中すれ違った先生に、あいさつするようになかがわ先生が促すと、たいしはペコッとあたまを下げて「サヨナラデゴザイマスゥ」と言ったので受けてました。他の先生にもあいさつするようにさせていたので、言われなくても自分からあいさつするようになってきているそうです。
ひまわり組で、先生方と中学校の特殊学級のこと(現在特殊学級がない)を相談をしました。たいしが横から「コレデ、カエリノカイヲオワリマス」と、帰ろうという意思表示を連発します。ごめんね、今日は特別だから許してね。
そのあと私は、また仕事に戻りましたので、せっかく休みをもらったのに、その日はたいしとゆっくり遊んであげられませんでした。重ねがさねごめんね。
◆トーマスランドは延期
「いい子でいたら、トーマスランドに行けるよ」とたいしに言い聞かせながら、いうことをきかせる日々が続いてきました。そしていよいよ出発まであと数日に迫ったある日。
金曜日の出発で、2泊3日のトーマスランド旅行を計画していたのですが、私が休暇届を出した日の午後、金曜日に仕事が入ってしまいまして、キャンセルすることとなりました。旅行社に連絡したら、キャンセル料がずいぶん高いので、ママがたいしとミューを連れて先発し、仕事が終わってから私が追いかける検討もしましたが、やっぱり無謀だろうということで、残念だけど延期。
さて、その夜のこと。たいしだけ先にお風呂に入れて遊ばせ、後からママが入って体を洗うのを手伝ってあげる段取りでおりました。たいしは最近、浴槽のお湯があふれるのを面白がるので、あふれさせてもいいのは水曜日だけ、という約束にしてあります。
そして、ママが様子を見に行くと、案の定お湯をあふれさせておりました。しかも、リンスをいたずらしてお湯に入れたらしく、浴槽に白く浮いています。たいしは“しまった”と思ったのか、その白いかたまりを一生懸命手でかい出していました。
「あーあ、たいしくん、約束破ったから今週はトーマスランドに行かれなくなりました。トーマスランドは8月だよ」。
たいしは、「トーマスランドワハチガツ」と、なんとか納得してくれたようでした。
・・・ほんとは、たいしが悪いんじゃないんだけどね、たいしくん、ごめんね。もうしばらくいい子でいてね
(^^ゞ
◆ポストは「ココデス」
日曜日、“たいしダヨリー”を郵送するため、近所の郵便局に行くのに、たいしを誘いました。「郵便局のポストに手紙を出しに行くけど、たいしくんも行きますか?」「ハイ」。
たいしは靴下をはいて、自分で出かける準備をしました。玄関を出ると、私の手から封筒の束をとりました。自分が手紙を持っていってポストに入れる、という意思表示のようです。目的を理解しているということでしょう。
「郵便局がどこだか、わかりますか?」「ハイ」「じゃあ、おとうさんはたいしについて行くからね」。私はたいしより後ろを歩くようにしました。中央公園をつっきって行くと近いのですが、たいしは、通学路を選びました。通学路の交差点から少し横に曲がったところに郵便局があるので、たいしは、自分の地図の中で判断したんだと思います。ちょっと遠回りだけど時間がないわけじゃなし、たいしのコースで散歩しましょ。
郵便局までは、ずーっと“キリンプシュ遊び”です。相手を口か指でプシュと言いながらつつき、つつかれた方はキャーッと悲鳴をあげて、歯をむきだしにして横目でにらむ“プルートノカオ”(137号参照)をやります。たいしが「イッショニ、キリンプシュ」と言うので、ふたりで同時にプシュし合って、ふたりでプルートノカオをし、頭をくっつけて押し合うというような遊び方のパターンも出てきました。でもって、プシュされないように走って逃げてみたり。
さて、ポストの前にさしかかり、私が知らんぷりで通り過ぎようとすると、たいしはポストと私を見比べて戸惑った感じ。そこで、「たいしくん、ポストはどこですか?」と言うと、「ココデス」と自信を持ってポストに向かって歩き、投函しました。
帰り道、「お菓子を買いますか?」とスーパーを指さしましたが、たいしは興味を示しません。「帰りは公園を通って行こう」 これには従って、進路を変えました。でも、公園でもすべり台などをやろうとせず、まっすぐ通過しました。家の近くまでくると、何人か遊んでいる子がいて「あ、たいしくんだ」という女の子の声。すると、たいしはほとんど自分の進行方向に顔を向けたままでしたが、「ゲンキデネ」と声の方に手をふりました。一応、たいし流ではありますが、あいさつになってますね。これはひとつ収穫でした。
|
|
|
|
|