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◆高機能なオウム返し?
ミューとたいしのくちげんか。
「たいしのばか」「ミューノバカ」
「あたしばかじゃないもん、天才だもん。たいしはばか」「タイシワテンサイ」
「ビッグばか」(ちょっと間)「スモールバカ」
「たいしはおおばか」「ミューワショウバカ」
・・・ってな調子ですが、オウム返しじゃなくて、一応言葉を聞いて自分なりに言葉を考えて言っているかな、って感じ。それとも高機能なオウム返しになるんだろうか・・・
◆子育ては“もつれた糸”
たいしが毛糸の玉を上にほうり投げる遊びにはまりました。もちろん、毛糸が部屋中にくもの巣のように散らかります。
そして、「糸を巻いておかたづけしてください」と指示すると、巻こうとするのですが、当然のごとくくまった部分にぶつかります。助けを求めにくるので、これはたいしには無理だよなーと、手伝ってあげました。強引にひっぱると固く結ばさってしまう、そのもつれた糸を少しずつほどいていると、ふと「これは子育てを象徴しているなー」としみじみ。
◆「光とともに」
教室に「光とともに」(秋田書店)というタイトルの、自閉症児とその家族のことを描いたマンガをおかせてもらいました。
クラスの子どもたちが、次々に読んでくれています。
ある子が「たいしくんのおかあさん、光くんとたいしくんは違うよね」。「どうして?」「だって、光くんはおとなしいもん」だって。
たいしは相変わらず、いつもブツブツ何か言ってたり、奇声をあげたりしてますからねえ。
◆あきこちゃんの証言
あきこちゃんが「たいしくん、会話できるようになったよ」。
「だって“たいしくん、何書いているの?”ってきいたら、“ドラエモンデス”って、ちゃんと答えたもん」だって。
うん、最近、少し会話らしいことを言えるようになったんだよ。うんうん。
◆たいしのカンニング
たいしの日直当番。行く道々、ママはたいしにセリフを入れようとするが、たいしの乗りが悪い。そこでたいしの手に言葉が出るように、「ぼ」「な」「ト」「た」と書いて、それを見ながら言わせることに。
「お話です」というと、たいしは手の平をかまえた(写真)。ここで使う、というのはしっかりわかっている。
もうひとりの当番の女の子の話が終わり、たいしの番。声は小さかったけど、手を見ながら、“ぼくは、なつやすみに、トーマスランドに行きます・・・”と言えました。最後は、“楽しかったです”と言ったので受けてましたが
(^^ゞ
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◆ママの作戦失敗!
♪青い空 白い雲 勇気をもって踏み出そう
想い出すと笑いあえる 楽しい想い出
大好きなみんなの笑顔が宝物
強いきずなを 僕は忘れないよ…
ママは、たいしが気に入った「またあえる日まで」(ゆずの「ドラえもんの歌」)をクラスの子たちに歌わせたいなーと思い、放送委員のミューにCDを持たせ、校内放送の昼の曲などでかけてもらいました。
家でも何度もかけていたので、遊びにきた子どもたちは、もう「たいしくんの歌」と言ってます。
そして、ある日、先生がクラスの歌を決めようと提案。子どもたちは賛成。そして「たいしくんの歌」という子がいて、そこまでは、ママの思惑どおりでした。ところが。
先生は、SMAPの「世界に一つだけの花」の歌をみんなに提示しました。
「この歌はね、みんなのひとりひとりが大切だという歌なんだよ」と力説し、歌詞を解説しました。
実は、先生がこの歌を持ち出したのには伏線がありました。
数日前の連絡帳に、“たいしくんに対して育ってきた、クラスの子どもたちの思いやりの気持ちを授業で再認識させたい”
というようなことを先生は書いておられました。でも、私はこれに反対意見の返事を書きました。教訓めいた話をされるとごく自然にたいしと接してきた子どもたちに、むしろ構える気持ちができるのではないかと心配しました。それで、「みんな違ってみんないい」という趣旨の話をして、その中でたいしのことに触れる程度ならいいかも知れない、と書きました。
そして、先生のくださった回答がこれだったのだと思います。先生ありがとうございました。
♪そうさ 僕らも 世界に一つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい
小さい花や大きな花
一つとして同じものはないから
NO.1 にならなくてもいい もともと特別な
Only one
みんなでこの歌を歌いました。たいしはいつものように前に出て、超マイペースで指揮棒をふりました。
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