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た い し ダ ヨ リ ー  ★3年生編★
   第122号 ヨジワカエリマス  

◆ママに報告できた

 悲鳴がなんだったのか確かめるために「どうしたの?」と、トイレに入ると、ボックスの中から、「コボシチャッター」
 ボックスの扉を開けると、たいしが座った両腿の間、便座の上に茶色のポタポタが二つ。どうやら、ゲリウンチが間に合わなかったらしい。私が荷物をおいている間に、自分でそのポタポタをふいてましたが、パンツの中もだった。
 おしりとパンツをふいて、さて、どうしたものか。トイレットペーパーをパンツにつめてはかせようかと思ったけど、たいしががんとしてそのパンツをはこうとしないので、パンツを脱がせてズボンだけはく作戦に変更。ズボンを脱がせようとすると、「クツシタヌグ」って。
 靴下脱いだら、トイレの床は冷たいよ、ったってきかないからしょうがない。いったん、とにかく下半身裸になって、ズボン、靴下、長靴、とはき直しました。
 さあ、急いで家に帰るよ!

 家に着くと、車から降りるたいしにパンツを持たせ、「ママに“ウンチもらしちゃった”って言いな」と言うと、パンツを持っていつものように玄関に入っていきました。私は車を車庫に入れてから家に入りましたが、ちゃんとママに報告したということでした。
 そういうトラブルがあると、たいしにとっても成長の機会になるのかも知れません。

 ちょっと時間は早いけど、おしりを洗うために、おふろに入りました。そこで、さっぱりしたんでしょうか、たいしいわく「オフロオワッタラ、ビリヤードニイクヨ」。
 えーっ! 「きょうは行きません。ビリヤードは明日」
 おふろから上がってもパジャマをママに投げつけて、外へ出られる服を着ました。「ビリヤードは明日。今日はさっき借りたビデオを見な」と言うと、ビデオにはまって、忘れたかに見えました。
 ところが、寝る間際になって、ジャンバーを着て外に出て車に乗ってしまいました。なんとかふとんまで連れてきて、ちょっと遊んであげるとやっとおとなしく寝てくれました。
 やれやれ。幸先いいやら、悪いやら。


◆日曜日はボーリング?

 翌日、約束どおりビリヤードに連れて行きました。が。
 ボーリング場につくと、ビリヤード台には目もくれず、ボーリングをやっている様子を眺めています。 「ボーリングがやりたいの?」
 ボーリングを眺めて指さしたりうろうろしたりしていたたいし、受付へすたすたっと近づくと「ボーリングスル!」
 というわけで、今回はボーリングをやることになりました。たいしはボーリングは2回目です。2年くらい前に障害児を含む3家族でやったことがあります。そのときは、私は不参加でした。そのほかにゲームコーナーのボーリングゲームを一時期何度かやったこともありましたが、しばらくやっておりませんでした。最近のボーリングヤッホーのCMの影響もあるかも知れません。数日前にモンスターズインクのキャラクターでボーリングの絵を描いたりもしてました。
 レーンは、ちびっこレーンというガターなしのレーンがあり、そこで1ゲームだけ私と2人でやりました。ボールは子ども用の5本指のボール。たいしは、小走りにレーンの手前まで行き、立ち止まってボールを大きく後ろへ持ち上げ、エイッと投げる感じ。ちょっと腕が痛くなりそうな投げ方でしたが、好きなようにやらせておきました。レーンの両側の壁をいったりきたりしながら転がっていく稲妻ボールが多かったです。ピンを多く倒すというより、一回投げるごとにはしゃいでいるという感じでした。スコアが自動で表示されるので、最初に6本倒して2回目に3本倒したから9本、という調子で説明して算数の勉強になるかな、と思いましたが、こちらはのってきませんでした ・・・やぼだった? (^^ゞ
 交互に投げる順番はちゃんと守ってくれました。
 1ゲーム終わったら、場内をうろうろし始めたので、もう1ゲームやるかどうかの意志確認にちょっと手間取りました(帰り支度をしてからもっとやると言われても困るし)が、どうやら「カエル」と言ったので、靴をはきかえさせました。
 最後はいつものように、自販機のポカリを買わせ(買い物の練習)、家のママにカエルコール(電話の練習)でした。
 また、ビリヤードって騒がないかという心配はありましたが、それはだいじょうぶでした。やっぱり土曜日にビリヤードというこだわりなんですね。 ・・・じゃあ、日曜日はボーリングになるのかな? ちょっと、そんなにお金ないよ!


◆「ヨジワカエリマス」

 冬休み、久しぶりになつどまり希望の家の親子指導プログラムに参加しました。今回は平日のため私は不参加、ママがたいしとミューを連れて3日間、宿泊なしでの参加でした。
 たいしは、参加するのがイヤだったようで、参加前の数日、朝夕急に思い出しては涙顔。カレンダーに書いた「なつどまり」に「つ」を書きたして、「なつどまつり」にしてしまい、さらに「×」を書くなど、デモンストレーションがありました (^^ゞ
 当日、いやがるたいしをママはミニストップのアイスでつりました。ママは帰りに食べるつもりだったのですが、行く途中、ミニストップに通りかかると、「ツイター!」 「違うの。アイスは帰り。4時になつどまりが終わって帰りにアイスだよ」
 さあ、そこからたいしの不安定が始まりました。
 ところが、なつどまりへの曲がり角、雪道で車がスリップ、「きゃー」という間に、空き地に進入。すると、たいし、なぜか「ナツドマリニイクヨ!」 えっ!? なつどまりに行くの? ・・・今度は、なつどまりに行くのがこだわりになっちゃったかな?

 それやこれやで、30分くらい早く到着しました。まだ、誰もいなかったのが余計にたいしを不安にさせたかな?
 開講式で、たいしは、つつつと壁の自分のスケジュール表のところに行き、「ヨジワカエリマス!」と強く抗議。
 スケジュール表には、4時から入浴指導の予定が入っていました。ママがなつどまりの先生に、最近、自分で洗えるようになってきたという話をしたら、予定に入っちゃったんです。連れてくるまで、何度も「4時まで」「4時で終わり」と言い聞かせてきたのが裏目に出てしまいました。・・・でも、時間的なスケジュールをよく理解しているということで、これも驚きです。
 さらに、昼食は、いつものようにママと離れての指導なんですが、「オカーサーン、オカーサーン」と大声で呼びながら泣いてパニックしてしまいました。 ・・・これもまた、今までになかったパターン。先生からきらいなものを食べさせられるのがイヤでママに助けを求めたんでしょうか。でも、それはそれで、進歩だと思います。
 1日、不調なたいしでしたが、担当の先生には甘えてべったり。最後のお風呂ではなぜか、自分で体を洗っていたそうです。信じられない!
 帰り道はもちろん約束どおり、アイスを食べてきました。

 なぜか、家に帰ってくると、「ナツドマツリニイク」を連発、一転して行きたがるようになりました。不調のようでいて、それなりに楽しんでいるところもあったんでしょうねー。
 寝るとき「フユマツリワ?」と落ちをつけてくれました (^^ゞ まさかナツドマツリの連発はそのための伏線だったんじゃないだろうな (^^ゞ
 冬祭りはもうちょっと先だけど、明日はスキー場でそりすべりだよ。




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