全国のたいしファンに贈る!たいしの魅力満載!
た い し ダ ヨ リ ー  ★3年生編★
   第121号 「オトーサーン、オシッコ」  


自分で選んだマフラーだよ

◆赤ちゃんじゃないもん

 テレビの番組に赤ちゃんが出てきたので、ママがたいしの赤ちゃんのときの写真を出して見せました。「これ、だーれだ?」
 たいしは「シラネーヨ」。
 「これたいしだよ」と、もう一度見せると、「タイシジャナイヨ」。ママは大笑い。
 まあ、自分の写真がわかるようになったのだって、ここ数年のことだからね。自分も赤ちゃんだったっていう理屈がわからないと、それが自分だなんてわからないよね。
 それとも、たいしはまだ赤ちゃん、と言われたと思ったのかしら? たいしはおにいちゃんだもんね。


◆「オネガーイ」

 冬休みになって気づいた たいしの変化ですが、「オネガイ」と「ヤメテ」が頻繁に出ています。
 「オトーサーン、オンマサンヤッテクダサイ、オネガーイ」という調子。また、たいしをくすぐったりすると、「ヤメテー」。
 それから、わからない漢字があると「ヨンデクダサイ」というのもあります。
 前に紹介した「ミテ」を覚えてからコミュニケーションがとても上達しているように思えます。(とは言っても、まだまだ知らんぷりしていることが多いですよ (^^ゞ)

 もうひとつ、「ミューチャンワ イモートニナリナサイ」という変なこだわりがミューとのトラブルのもとになっています。ミューがおねえさんだから自分はいじめられる、妹だったら自分の方が有利、みたいな感覚があるんでしょうか? ちょっと謎です。


◆ふすまをしめればだいじょうぶ

 お正月。たいしが1階に広げたプラレールランドを「明日、犬のモモがくるから、こわされないようにお片づけしようね」とおばあちゃんが言ったところ、たいしは「シメル」と言いました。部屋の境目のふすまをしめればだいじょうぶだ、と。あくまでもせっかく作ったプラレールランドを守りたいんだね。
 それにしても、ちゃんと話の意味がわかって、自分の意見が言えるようになってきたんですねー。これは、2003年の幸先がいいや (^o^) 今年もよろしくお願いします m(_ _)m


◆映画は行きません

 ママとミューがハリー・ポッターの映画を見に行きます。
 暗やみが苦手なたいしは映画館もダメです。
 「たいしくんは、映画を見に行きますか?」「イキマセン」
 「お留守番していますか?」「ハイ」
と答えながら、お絵かき中。
 前なら調子を合わせているだけかなー、って感じだったけど、今は「おっ、しっかりコミュニケーションができてるな」って感じがします。


◆ビデオは途中で巻き戻ししないで見るよ

 たいしが借りてきたビデオは私が朝早くダビングしておりました。借りてきてすぐやりたくても、たいしが最初の予告編のところで、何度も巻き戻しして気に入った場面を見て面白がっているので、まともにダビングできないし、たいしがパソコンなど別のことをしている間にやろうとしても、途中でいたずらしにくるからです(たいしが自分で巻き戻す必要のないテープができるかも)。

 で、その日の朝、前の日に借りてきたビデオ(トムとジェリー)のダビングを始めると、たいしがもそもそと起きてきてしまった。まあ、失敗したら明日の朝でもいいや、と思いつつ「今、ダビング中だから、ビデオ止めたり巻き戻ししたりしないで見てね」と言ったところ、おとなしく見ていました。そのまま私はパソコンいじりに行きました。しばらくしてたいしがきたので、ビデオの様子を見にきたら、ビデオは二つとも取り出されていた。「やっぱりだめだったか」
 と思いきや、まさかと思って、取り出されたビデオをデッキに入れて確かめたところ、ちゃんと終わりのところまで撮れていました (^o^)v
 たいしに背ラベルを書かせてできあがり。
 やったね、これで今度はビデオのダビングが楽にできそうな感じです。次は自分でやるようにしこんじゃおっかなぁ、 るんるん。


◆「オトーサーン、オシッコスル」

 土曜日だったので、ビリヤードに行くかと思って朝からたいしに予定をききますが、なぜかその日は知らんぷりでビデオを見たりパソコンをいじったりしてました。じゃあ、お出かけはビデオを返しに行くだけだね。それも、たいしがのってこないので、私ひとりで行こうとしたら、間際になって「イク」とついてきました。

 さて、ビデオを返しにいき(今度はプーさんのビデオを借りました)、ついでにパソコンショップによってプリンタ用インク(たいしがインターネットのドラえもんやら何やらがんがん印刷するので、すぐなくなるんです)を買おうとしました。ひとりでうろうろしていたたいしが、歩きながら「オトーサーン、オシッコスル」と言いました。「ちょっと待ってね」と支払いを済まそうとすると、またも「オトーサーン、オシッコスル」。さしせまっているときは、手をひっぱりにきたりするだろうと思ったんですが、店員さんにトイレの場所を確認して「ちょっとごめんなさい」と、支払いの途中でたいしを入口脇のトイレに連れて行きました。
 たいしは「ヌグ」と言って、なぜかジャンバーを脱いで私によこしました。そして、「おしっこはここだよ」と言っても、たいしは奥のボックスへ。洋式で座りおしっこかい、まあいいや。
 そして、私はレジへ戻り、おつりを受けとって入口で待機。すると、「アーッ!」と、かすかに悲鳴が。たいしの声?
 念のため、様子を見に行くと・・・      (つづく)




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