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た い し ダ ヨ リ ー  ★3年生編★
   第118号 「カゼノカンジ!」

◆参観日

 昨年のように、参観日週間がありました。3日間のうち何曜日の何時に学校にきてもいいという参観日です。2〜3日目は休暇がもらえそうになかったので、私は初日の午前中に行くことにしました。ちょうどミューの調べ学習の発表もありました。
 たいしは一番前の席にいます。みんな2人がけなのに、たいしだけ女の子2人の間にはさまって3人がけ (^^ゞ
お絵かきしたりして、おとなしく座っていましたが、先生が「みんな静かにして」と言ってもたいしがブツブツ何か言ってるので、両手で顔をはさまれて「たいしくん、静かにしてね」と言われる場面も。
 国語の時間で、先生が教科書を読み始めると立ち上がり、先生が音読しながらたいしをつかまえようとしましたが、失敗。たいしは、窓側のいちばん後ろに座っているママのところにきて、お絵かき用の紙を持っていきました。たいしの席にもおいてあるんだけど、いつもと違うところにおいちゃったらしい。
 課題は、「パンフレットを作ろう」ということで、そのためにまず何をテーマにして何を調べたらいいか、というのをまとめる時間になりました。アイディアが出た子やどうしたらいいかわからない子が先生の前に並んでひとりずつ相談する時間になると、教室がざわついてきたので、たいしがうろうろし始めました。一度だけ教室から出たので様子を見に行くと、廊下の窓からミューのクラスの方を見て、「ミューチャン、イナイ」と言っておりました。(たいしのクラスのある3階から新校舎2階のミューの教室が見えるんです)
 国語の時間が終わると、廊下をぴょんぴょんはねながらおしっこに行きました。休み時間はうれしいんだよね。クラスの男の子がひとりついて行きます。男の子は自分がおしっこするでもなく、たいしの横で待っていましたが、「おとうさんが来たからいいかな」と行ってしまいました。 ・・・もうちょっと離れてればよかった。
 次は音楽の時間でしたが、私はそこで、タイムリミット。仕事に行くからね。たいしもいつものように「バイバイ」と手をふってくれました。そのあと、たいしは楽しみながらみんなと一緒に、タンバリンなど楽器を演奏したそうです。見られなくて残念!
 もちろん、途中ミューの発表も見に行きましたよ。ママと交代で。 お米を使った料理の発表で、ミューもがんばっていました。

一生懸命勉強(お絵かき?)すると・・・      疲れちゃった
◆足が「イタタタ」

 朝起きると、たいしが「イタタタ・・・」。
 左足のもものあたりが痛いと言って自分で起きられません。立たせてくれ、と手を伸ばすので、両脇に手を入れて立たせてやりましたが、右足に重心をおいてつったったまま。左足に重心をのせられず、歩けません。
 おんぶしてトイレまで連れて行き、「こりゃ医者にみてもらわなきゃ」と抱っこして、またふとんに寝かせました。
 「オクスリ」と言って、嫌いなのに薬を要求するほどですから、よほど痛いんだと思います。
 朝ごはんのためにテーブルまで抱っこして連れて行くと、ママが作ったおにぎりをパクパクッと全部食べました。これは珍しい。いつもならひとつ食べるごとにテレビをいじりに行ったりパソコンをいじりに行ったりしてなかなか減らないのですが、きょうは歩けないから、テーブルについたまま食べることしかできない。 というわけで、都合のいいこともありますね。
 バリアフリーの会で先生とおつきあいのある整形外科に連れて行きました。先生がベッドに横になったたいしの足をいじくると「イタイジャナイカ! ヤメロヨ!」などと言うので、横にいて大笑い(ママは苦笑い)。たいしを知っててくださる先生なので、こちらも安心してみてもらえます。
 レントゲンを撮って診断した結果、股関節が炎症を起こしているということでした。2〜3日おとなしくしていれば直るそうです。
 病院から引き上げる途中で、私は仕事に行きましたが、家に帰るとたいしは大嫌いな粉薬を一生懸命飲んだそうです。(ただ、けっこう嫌な食感だったらしく、調子がよくなったら2回目は嫌がって鼻の薬を飲もうとした (^^ゞ)
 それにしても何があったんでしょう? 前の日は「ことばの教室」に行った日で、トランポリンで張り切りすぎたかな? ・・・と思ったら、トランポリンもいつもほど跳ねようとしなかったとのことでした。そのときから調子悪かったんですね、きっと。

◆「コロンダ」

 ある日、たいしが目の上にカットバンを貼っていました。ママも「どうしたの?」と、何があったか知らなかった様子。
 「たいし、その傷はどうしたの? ころんだの?ぶつけたの?」ときくと、独り言のように、「マーイージャナイノー」。どこでそんな言葉、覚えたのかね。でも、本人が「まあいいじゃないの」と言ってるんだから、たいしたことはないんでしょ。
 それにしても、どこにぶつけたんだろうね、とママと話していると、「コロンダ」と子供部屋からたいしの声。ブランコ(わが家の子供部屋にはブランコがあります)の下に寝ころがって「コロンダ」と言っています。
 「そっかー、ブランコから落ちてころんだのかー」。落ちて何かにぶつけたというより、落ちたときにブランコの板がゆれて顔に当たったんじゃないかと思います。
 ・・・という形で報告してくれました。


◆初めて先生に質問(?)

 算数の時間にテストがあり、案の定、たいしがうろうろし始めました。すると、先生が、前の横に置いてある予備の机にたいしを座らせ、何か書いてて、と白い紙を渡しました。たいしは、何やら書いてましたが、おもむろに顔を上げて、ママに向かって「カゼノカンジ」。「かぜ」を漢字でどう書くのか教えてほしいと言いました。
 ママがたいしに「先生にきいてごらん」と合図すると、たいしは先生に向かって「カゼノカンジ!」。先生はメモ用紙に「風」と書いてたいしに見せました。たいしは一生懸命それを書き写すと、「ツカイノカンジ!」。先生はさっきのメモ用紙に「使い」と書いてくださいました。
 そして、たいしが書き上げたのがこれです。




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