|
◆学習発表会、今年こそ!
学習発表会の練習や準備のために授業時間が不規則になり、荒れる2学期が襲来しました
(^^ゞ
その日は給食の準備が11時すぎに始まり、ママが紙に書いて、そのことをたいしに伝えようとしましたが、「キュウショクワ
12ジデス」と言って、変更を受け入れてくれません。今までになかった“時間パニック”です。たいしがパニクって教室の空気をかき乱している間に給食の準備が整ってしまったので、ママが先生に相談したら、先生はただちに教室の時計を進め、12時にしてしまいました。「たいしくん、ほら、
12時だよ」。
先生が時計を指さしたとたんにたいしは、何ごともなかったかのようにおとなしくなり、席につきました。先生、大成功。ママも先生の機転の速さと行動力に脱帽。くまざわ先生は特殊教育の才能があるに違いない。
クラスの子たちも「すご〜い!」「先生、魔法使いだあ!」
カレンダーや時間が理解できるようになってきたとともに、それに対するこだわりもでてきた
たいしでした。
その日のママは、涙腺がゆるみっぱなし。前日の学習発表会の総練習を見ていた
すずや先生(たいしの1〜2年生の担任)が、朝、「たいしくん、成長しましたね〜」とくまざわ先生に話したそうで、その話をきいてから。人から、たいしが成長した、と評価されると、がんばったかいがあったと思えますもんね。
そして、くまざわ先生のさりげない配慮が心にしみて、うれしくて、視界がにじむ(とママ)。
ところが、ママが泣いていたことが、ますますたいしを不安定にしてしまっていたようです。うれしくても涙が出る、というのは、たいしにはまだ理解できないもんね。
でも、ママが泣いていたら、子どもたちがいつもよりママにもやさしくしてくれたんだそうです。思いやりの気持ちは、困っている人を助けてあげたいという気持ちを持つことから、自然と出てくるんですね。
総練習のとき、たいしは、セリフや特別な役はないので、その他大勢として、両脇の女の子と舞台に上がって、場面が終わったら降りてくるだけでいいんですが、その間、舞台上にとどまっていられたんです。1年生のときは、舞台に現れなかった(まぼろしのたいしたぬき)し、2年生のときは、ずっと耳ふさぎしていたし。今年は、一応集団についていけてるようです。
◆本番も成功!
学習発表会当日。残業続きで寝不足の私はミューとたいしの出番以外は、うとうとしておりました。
さて、たいしですが、苦手な音や暗やみや人混みにもかかわらず、今年はちゃんと他の子と一緒に舞台に出てきて、一緒に退場していきました。(レポート短くて申し訳ありません。写真でご勘弁を)
|
こっちにおいで!
そう、そのまま立っててね
そう! お米を頭にのせて
あら!? そろそろあきてきたかな?
イェーイ!(もちろんアドリブです)
さあ、退場だよ
よくできました パチパチ・・・
※ 他の子をまねしたり、小声で一緒にセリフを言ったりしてました |
◆彫刻刀は“カッター”
図工の時間に版画をやるようになりましたら、たいしは彫刻刀で彫る作業が気に入ったようです。
でも、そのときは社会の時間。突如、「カッター」と言ってママに彫刻刀を要求しました。たいしは彫刻刀をカッターと言います。ママがきょうは図工の時間がないし、危ないから家においてきたよ、と説明しました。たいしは怒ってママのかばんを投げつけてパニック。
でも、先生がドラエモンのビデオの箱(「のび太のパラレル西遊記」)をたいしに預けたらおさまりました。ドラエモンも西遊記も好きだもんね。
たいしはパニック中に出てきた涙を人の服でふこうとすることがあります。これについては、逃げる子もいますが、だいちくんは「ほら」と胸を突きだしたので、たいしはだいちくんの胸に顔をうずめて涙をふきました。
よしよし・・・
|
|