全国のたいしファンに贈る!たいしの魅力満載!
た い し ダ ヨ リ ー  ★3年生編★
   第108号 ソンナコトデワラウンジャナイ!




◆ソンナコトデワラウンジャナイ!

 二学期が始まりました。たいしは初日から朝はいやがることもなく当たり前のように登校しました。学校に行ってからは、ちょっと立ち歩くことが多いようです。やっぱ、夏休みは束縛が少なすぎた?
 さて、二学期の変化。まず、席替えがありまして、たいしは初めて一番前の席になりました。そうじは、1週間で変わるのが苦手らしいということで、当番のグループから離れて、廊下係として固定、ただし少しくらい離れて別のところをそうじしてもよい、という非常に柔軟な係になりました。

 それから、転校生がありまして、クラスの人数が一人増えました。そこで、全員が自己紹介する時間がありました。たいしの順番がくると自分で立ち上がり、「ナマエワ スティッチデス。スキナモノワ ケムシデス」と言いました。
 そこで、クラスが爆笑。すると、たいし、「ソンナコトデ ワラウンジャナイ!」と、ほんとに怒って言いました(とママ)。先生もたいしの様子を察して「みんな、笑うな」とおっしゃいました。
 一学期までは、みんなが笑って終わりだったのに、怒ったのはなぜかしら? 自分がおかしいと思わずにやっていることをみんなが笑っている、というようなことがわかってきたんでしょうか。自我の目覚めというか、自他の区別に気づいてきたのかも知れません。
 ちなみに、スティッチはディズニーのキャラクターです。けむしが好きなのはよくわかりません。


◆あみちゃんが先生?

 授業時間に、忘れもののチェック表を作るというのがありました。隣の席になったあみちゃん(リンゴストーリーのときたいしを参加させるのに積極的だった子)が、名前を書いたりのりで貼ったりするのを、「こうやるんだよ」と自分のを作りながらたいしに見せていました。あみちゃんの指示が、たいしにはすぅーっと入るようで、言うとおりにやったら全部できちゃった。あみちゃんは視覚支援が得意のようです。


◆あみちゃんはやる気満々!

 二学期は、お絵かきをしていないせいか、ちょっと退屈すると立ち歩いてしまう場面が多いです。立ち上がったところで友だちや先生に促されるとすぐに座り直す、という場面もかなりありますが、そのまま、すたすたと廊下に出ちゃうことも。ママか先生が追いかけることもありますが、すぐ教室に戻ってきます。そんなに遠くに行くことは、今のところないようです。
 授業中に立って、一番前の席から後ろのママのところにきたとき、そばの本棚から「孫悟空」の本(最近のたいしのお気に入り)をとり、「読んでないのは何巻?」ときくと、「ヨン」と言って4巻を持っていきました。もっともこれもすぐに返しにきたので、数分しかもちませんでした。
 先生がカレンダーが7月になっているのに気づいて、これをはがすと、たいしが手を伸ばしてほしがりました。ミッキーの絵があったから。それをもらったあとは、30分くらいじーっと眺めていて席にいました。

 でも、授業を全く聞いてないかというと、あみちゃんから「たいしくん、先生が書く黒板の字をよんでいるよ」と報告があったそうです。「算数とかもできるかも」と、あみちゃんはたいしを授業に参加させようとやる気満々!
 ママは、うれしかったけど、「がんばり過ぎると疲れちゃうから、教科書用意させてくれるくらいでいいよ」


◆誕生日係をやりたい

 係を決める場面がありまして、たいしの係が決まらないでいると、なぜか、あみちゃんが「先生! たいしくんはどうすんの!」と強く抗議。
 「おっと、たいしくんはどの係がやりたい?」
 そこで、たいしが意思表示したのは“誕生日係”。なぜって、あみちゃんほか、お気に入りの女の子たちの名前があったんだもんね。


◆時計係もやりたい

 算数の時間に時計の勉強がありました。先生が時計の模型を持ってきたので、たいしがこれにつられて、つつつと前に出、勝手に時計のはりをいじり、授業のじゃまをしました。席に戻っても立ったまま鼻歌をうたい、またいじりに行きます。T.Tの先生もいて、促されると席につくのですが、先生が時計を動かすと、またたいしが出てくるので、先生はたいしを時計係にしました。「たいしくん、まわしてー ・・・8時、学校が始まる時間だよ。はい、まわしてー ・・・12時、給食の時間・・・」って感じ。笑いまじりの授業になりましたが、みなさん、先生の話の中身は頭に入ったかな?
 そのまま黒板の下にある台にたいしをすわらせると、なぜかそこでおとなしくしておりました。
 その日は、久しぶりに暑い日だったせいもありますが、ママは汗びっしょり(ママのメモでは“ドッサリ”)。先生もすごい汗。あみちゃんもたいしに援助しようと汗だくです。たいしは、涼しい顔をしてますが、もともと汗っかきです (^^ゞ


◆いきなり頭突き!

 休み時間に、男の子が四つんばいになっていました。その子はどっちかというとたいしをからかう子。ママがたいしに、「ほら(おもしろい)」と見せると、たいしはその子のそばに行きおじぎするようにして、いきなり頭に頭突き! すごい音がしました。
 その子は「いてーっ!」と頭を抱えましたが、笑ってがまんしてくれました。 (ごめんねー)
 これはなんだったんでしょう? ふだんからかわれた復讐だったのか、それとも、ふざけるのはやめなさい、という意味だったのか、ママの「ほら」がいたずらしてもいいよ、という意味に聞こえたのか・・・ ちょっといたずらするつもりが加減を間違えたのかも知れません。よくわかりませんが、そういうこともありました。




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