全国のたいしファンに贈る!たいしの魅力満載!
た い し ダ ヨ リ ー  ★3年生編★
   第89号 オナカワイッパイ



◆図書館では静かに

 県立図書館の子どもブック劇場にたいしを連れて行ったんですが・・・。
 いつものおはなし会は1階の児童室のおはなしコーナーでやるんですけど、ブック劇場は4階の集会室という広い部屋です。
 たいしをエレベーターに乗せようとすると、その脇にある階段に行っちゃった。しょうがないからつき合いました。ママはエレベーターに乗ってもいいのに、一緒に階段できた。4階まで上がるとすぐ受付があって、プログラムをたいしにもらわせました。
 そして、会場に入ろうとしたら、なんと、そのまますたすたと階段を降りてっちゃった (^^ゞ 名前を呼んでもどんどん行っちゃうので、しかたない、また追いかけました。1階までくると、ちょうどママがエレベーターから出てきました。たいしは、そのまま児童室に入ったので、しばらく児童室で本をみて過ごすことにしました。去年12月のときも、集会室の中が薄暗くなっていたせい(?)か、部屋に入れませんでしたので、無理に連れて行くことはしません。
 たいしはトーマスの本だけは場所を覚えていて、まずまっすぐそこに行きます。そして、いつもと同じ青い本をとります。この本はかなりいたんでますので、人気のある本なんだと思います。私は空いているおはなしコーナーで紙芝居を読んであげようと思って、誘ってみたんですが、のってきませんでした(というか、のせ方がうまくいきませんでした)。
 ママが持ってきたかいけつゾロリの本にははまったようなので、これにつき合います。たいしが声を出すと、「しーっ!」。すると、無声音で「チョコチョップ」。たいしが示すところにはゾロリがすもうとりの張り手を受けて鼻血を出している絵。「それは鼻血だよ」 でも、「チョコチョップ」「鼻血」「チョコチョップ」「鼻血」・・・・・。絵に合わせて、たいしのほっぺたをパーン、パーンとたたく真似をして、鼻血ブーッ、とやったらゲタゲタ笑い出した。「しーっ!」
 たいしがページをめくると、チョコチョップと書いたところがありました。チョコレートをチョップでつぶした絵だったかな? ママの話では学校でも、かいけつゾロリの本を見ていて、たくやくんと「チョコチョップ」と言い合っていたことがあるそうです。
 さて、最後はカウンターで本を借りて、おねえさんが「25日までです」と言ったので、ママが「はいは?」と返事を促すと「ハイ」と無声音で答えたので、ちょっと受けました。結局、ブック劇場は見られなかったけど、まあ楽しい時間を過ごせたかな?
 ちなみに、ミューはインターネットで時間を過ごしました。


◆イイカゲンニシロ

 家でたいしがパソコンをやろうとしていると、ミューがもう1台の方に座り、何かのソフトを立ち上げました。すると、たいしが指さして「キャンセル!」。 「たいしはこっち使っているんだからいいじゃない」と私。 でもたいしは、「キャンセル!」。
 ミューも怒って「なにさ!」「なんでだめなの!」と、怒気をのせて言い返す。
 たいしが何を求めているのか、はっきりとはわからないが、2台とも気に入った状態にしておきたいということか。
 ミューの怒気によって、たいしも怒気を強める。すると、「モータクサンダ!オレノトチノミワタベルシ、オレノトモダチニワチカヅクシ・・・イイカゲンニシロ」と、ところどころつっかえながら、『トンでもない』のイノシシのセリフを全部言いました。よくわからないけど、相手に怒りを伝えるための言葉だという感覚なんでしょうね。 相手に何をしてほしいか、を言葉にできないけど、怒りは表現したい、というところでしょうか。
 でも、聞いていると、怒りを表現した自分のセリフでさらに怒りを増幅させているような感じもありまして、そういう意味では言葉と自分の感情が連動するようになったと言えるような気もします。
 一方のミューも頭に血がのぼっておりましたが、そういうわけのわからないことを言われても対処するすべがなく、とっとと部屋を出ていきました。
 怒りを伝えただけでは、平和で民主的な解決にはならないというところでしょうか。


◆つまみ食いの報告

 ある日、ママが1階にいると、2階からたいしがスキップするように降りてきて、やけに陽気に「パンタベチャッター」。
 ママがパンをおいた場所が発見して、勝手に食べたのを得意げに報告にきたんでしょうかねぇ。


◆“さむけになったので、みなさい”

 たいしが書いた落書き帳をのぞいてみると、文章が書いてありました。また、ビデオのセリフかなんかだろうと思って読むと、ちょっと様子が違いました。

“おねつがでていたら さむけになったので、みなさい”
その裏にもうひとつ
“きょうは、さむけになったので、おきなさい”

 ちょっと意味が通らないんですけど、だから、たいしのオリジナルだと思われます。念のため、ミューにビデオかパソコンにそういうセリフがあるかきいてみましたが、知らないということでした。
 かぜをひいたときのことを思い出して書いたんでしょうかねぇ、ちょっとわからないです。ひとつ目の文の「みなさい」は「おやすみなさい」かな?

 ついに、自分の文章を自力で書けました (^o^)v


◆耳そうじ

 夜、ママがたいしの耳そうじをしてあげました。これも以前は、すごいいやがっていたんですが、今はママのひざに頭をのせて、おとなしく気持ちよさそうにしています。
 でも、たいしの耳垢はいつも奥の深いところにある。片方はとれたんだけど、もう片方をやっていると、「イタタ」。「痛い? 耳痛かった?」「アシガイタイ」(ズルッ)。さっき足をぶつけたんです。
 「耳は?」「イタイ」 ほんとかな? 「腕は?」「イタクナイ」 どうやらほんとらしい。念のためもうひとつ「おなかは?」 するとたいし、「オナカワイッパイ」
 ぎゃはは・・・。きょうも落ちがつきました。楽しいわが家。





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